アトラクションのほとんどが絶叫マシンというロンドン近郊サリー州にあるソープ・パークで今月8日、大人気のジェットコースター「Saw（ソー）」が突然停止するというアクシデントが発生した。ホラー映画「Saw」をモチーフに作られた8人乗りの車体は、暗い室内から急激にスピードを出して動き出し、屋外に出ると90度の角度のまま上昇しそのまま直滑降するという遊園地の目玉でもある。

機械にトラブルがあったこの日は土曜日とあって遊園地は家族連れなどで賑わっていたが、ソーに乗っていた8名は上昇中の高さ約9メートルのところで、背もたれを下にし天を仰ぐ姿勢のまま動きが取れなくなった。

現場ではアトラクションを運営するスタッフがマニュアルにしたがってすぐさまレスキューを開始したものの、全員が安全に避難するまで1時間45分を要したという。

思わぬトラブルに「1時間半以上も身動きがとれず遊園地側からは謝罪のみ。恐怖心を克服しようと乗ったのに、こんなことになるなんて。もう二度と乗らないよ」といったコメントがSNSに寄せられている。

怪我人もなく一安心といったところだが、「世界で一番怖いジェットコースター」との異名を持つソーは安全上の理由から週末の運転を見合わせた。

出典：https://www.thesun.co.uk
（TechinsightJapan編集部　A.C.）