イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】“スーパーマン”俳優ヘンリー・カヴィル 「成功しなければ軍人になる気だった」

映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の“スーパーマン”役で知られる英俳優ヘンリー・カヴィル(33)だが、「俳優としてブレイクするのは難しいかも」と考えた時期があったという。しかし食べていくにはお金が必要。そこでヘンリーは“あるバックアッププラン”を念頭に置き、「うまく行かなければ別のプランに移ろう」と考えながら俳優活動を続けてきたそうだ。

2005年のこと、『007』シリーズのジェームズ・ボンド役の選考段階で最終審査まで残ったヘンリー・カヴィル。その結果、「ヘンリーはこの役には若すぎる」と判断した制作陣はダニエル・クレイグを抜擢。ヘンリーは残念ながら大役を逃したが、このニュースは彼の名前を世界に知らしめた。

その後、数年を経て“スーパーマン”役で大ブレイクしたヘンリーが、このほど『Men’s Fitness』誌の取材にこう語った。

「そう、バックアッププランを考えていたんだ。イギリス軍さ。でも今の僕は33歳だからね。入隊するには年をとりすぎたと思う。」

そんなヘンリーは、過去に「俳優は無理だ」と思った時期があると告白。このようにメディアに明かしていた。

「ああ、何度も無理だと思ったよ。」
「でもボンド役でスクリーンテストを受けて、こう思ったんだ。これで名が知られた。もう少し頑張ってみようかとね。」

そして見事ブレイクしたヘンリーは、莫大なギャラを稼ぐ人気スターに。超リッチ生活を始めた彼は「僕は、単に芸術を追求すべく演技をしているワケじゃない」「お金はファンタスティックだ。こんな話をすると嫌な顔をされるけど、すごく大事なことだろう」と語り、ファンを驚かせたこともある。

ちなみにヘンリーはボンド役にも未練があり、「いつかぜひ演じたいね」「ダニエルとは違うタイプのボンドを演じたい」と野望を明かしている。ボンドは抜擢される俳優によりイメージがガラリと変わるという面白味もある。年齢を重ね演技力も格段にアップしたヘンリーだけに、ボンド役をオファーされる日がいつか来るかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)