英国民のみならず、世界中の人々に深く愛されたダイアナ妃。2人の王子を産んだ妃は大変愛情深い母としても知られたが、1997年8月31日に、36歳の若さで事故死した。そのあまりにも早い死から19年、かつてダイアナ妃の元で働いていたシェフが、事故後のあまりにも寂しい思い出を振り返った。
このほど、かつてダイアナ妃、そしてウィリアム王子とヘンリー王子のシェフとして働いていたダレンさん(Darren McGrady)が、フランスで起きた不慮の事故で他界したダイアナ妃を偲び、こうツイートした。
「19年前の今日、私は特別なレディと彼女のご子息達のため、ディナーの用意をしたのです。ですが妃が帰宅することはありませんでした。 #ダイアナ妃、どうか安らかに」
その翌日帰宅予定だったダイアナ妃、そして王子達のためにディナーを用意し待っていたというダレンさんだが、ダイアナ妃はその直前に事故に遭い他界、ダレンさんの用意した食事を口にすることは二度となかった。
しかしダイアナ妃のもとで働いた4年間は忘れ難いものだといい、ダレンさんは過去にもメディアの取材に応じ、「ケンジントン宮殿で最もハッピーな4年間でした」と語っている。というのもダイアナ妃は典型的な王室メンバーとはほど遠く、ダレンさんとは気軽にお喋りも楽しんだそう。時にはダレンさんに「コーヒーを入れて」とお願いするも、忙しく働いていると察するなり「自分で入れるわ」「あなたもコーヒーを飲まない?」と気遣う優しさもあったとダレンさんは明かしている。
ダイアナ妃の死から19年。立派に成長した王子達は亡き母に日々思いを馳せながら、チャリティ活動、公務などに精を出す毎日を送っている。
出典:https://www.facebook.com/thedianaaward
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)