イギリスの紅茶文化は独特だ。紅茶を飲む理由は「喉が渇いたから」「紅茶が好きだから」だけではない。イギリスでは、何か問題が起こった時や誰かと揉めた時、幸せな瞬間を誰かとシェアする時など喜怒哀楽の感情とともに1杯の紅茶を飲む。そしてお茶を飲む時間は誰にも邪魔されず、リスペクトされるべきだという信念がある。このほどそんなお茶の時間を楽しんでいた女性の店に踏み込みナイフで脅した強盗犯の男が、逆にこの女性オーナーによって撃退されるというニュースが飛び込んできた。