米ピッツバーグのCBS系メディア『KDKA-TV』が、1匹のとても珍しい黒猫について里親探しに協力した。その特徴的な耳からついた名は…!?
ペンシルベニア州の動物愛護団体「The Western Pennsylvania Humane Society」にちょっと変わった外見の黒い猫が保護された。その雰囲気がそっくりだとしてつけられた名前は“BATMAN”。黒い体に先天的な奇形とみられる4枚の耳介がついているのだ。
同団体のボランティアスタッフは「どの猫とも仲良く、私たちにも嬉しそうに抱っこされるなど実にフレンドリーな性格です」と褒めたたえ、「とても可愛いのですが、私たちの使命はこの子に一刻も早く親切な里親を見つけてあげることです」と少しだけ残念そうに話す。
現在3歳だといい、診断した獣医のトッド・ブラウベルトさんは「過去数十年で2例ほどしか報告がない非常に珍しい先天的な奇形ではありますが、聴力には何ら問題がないこともわかりました。とても可愛らしいし、何よりカッコイイですね」と絶賛。実際には、1938年にオハイオ州でもトゥーツと言う名前の同様の先天的な奇形を持った猫が見つかっており、“BATMAN”くんで3例目となる。
個性的な猫を探している人にとってはまさに早い者勝ちだとして「今日にでもご連絡を」と添えた甲斐があり、“BATMAN”くんは無事、スーパーヒーローが大好きな女の子とその母親のもとに引き取られた。
出典:http://pittsburgh.cbslocal.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)