ドラマ『ザット’70sショー(原題:That ’70s Show)』での共演を機に知り合い、2012年より数年間の交際を経て結婚した女優ミラ・クニス(32)と俳優アシュトン・カッチャー(38)。現在、2人目の子を妊娠中のミラが豪ラジオ番組のインタビューに応じ「お金の心配が要らないのは素晴らしいこと」「でも子供達には『貧乏なのよ』と教えていく」と語り、その“ユニークな育児方針”が話題になっている。
2014年に長女を出産し、今年に入り再び妊娠したことを公表したミラ・クニス。彼女はウクライナ・ソビエト社会主義共和国で生まれ、幼い頃に家族とアメリカに移住した。非常に貧しい暮らしを経て女優として成功したのだ。一方の夫アシュトン・カッチャーも経済的には恵まれぬ家庭で育ちハリウッドでの成功により莫大な資産を築いたが、子供達に「お前達は貧しいんだ」と言い聞かせて育てる予定だという。『The Kyle and Jackie O Show』のインタビューに応じたミラは、こう語っている。
「アシュトンと私は、子供達が幼いうちからこう教えこむつもりよ。『ママとパパは1ドル持っているかもね。でもあなたは貧しいのよ』って。」
「私達は、どん底の貧乏家庭の出身なの。でも私達は努力をして成功を収めたわ。だから1ドルの価値を十分に理解しているの。」
「ウチの子供達は、夕食にケチャップスープをすする生活は決して経験しないでしょう。それは素晴らしいことよ。でもそれでは、物に心から感謝する気持を学べないと思うわ。」
夫婦あわせて100億円を軽く突破する資産があると伝えられるミラ&アシュトンだが、子供達には物の有難さとお金の価値を十分に理解させたいと願っているようだ。
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)