モデルだけではなく小説家・画家としても才能を発揮している押切もえ(36)の絵画が、このたび『第101回二科展』に入選した。これは、初出展にして入選した昨年に続き、2年連続の入選となる。入選作品は国立新美術館(東京都港区)で8月31日から9月12日まで鑑賞することができる。
「最後まで完成に間に合わないかと思いましたが、なんとか入選する事が出来ました」と胸をなでおろした押切。昨年初入選した作品『咲くヨウニ1』に続き、今回の入選作品『咲クヨウニ~時~』も花がモチーフとなっている。トルコキキョウの花言葉「希望」という言葉が気に入った押切が、トルコキキョウとユリを描き上げた。押切は「幼い頃から大好きな花や自然風景を通して、移ろいゆく時の流れや心の変化を描きました」とコメントしている。
実は、押切が今回出展した作品は3作品。そのうち入選したのはこの作品のみとなったが、「この作品は約3週間で描き上げ、実は一番気持ちを込め、時間もかけた作品は選外になってしまったので次こそ頑張る。来年に向けてすぐ作品を描き始めようと思います」と早くも次回の入選に向けて意欲的だ。また「これからも見慣れた景色の中に新たな発見や表現が出来るように勉強していきたいと思います」とやる気を見せている。
『二科展』はこれまでにも俳優・石坂浩二、歌手・五月みどり、八代亜紀、工藤静香らが入選したことでも知られる。乃木坂46・若月佑美もデザイン部で今回で5年連続の入選を果たした。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)