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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】長旅もこれで熟睡できる? ちょっと恥ずかしい「顎のハンモック」(米)

飛行機での長旅で、快適な眠りを得られる人は意外と少ない。そのためにノイズキャンセリングイヤフォンやフットラック、アイマスクに首枕など様々な「快眠グッズ」が発売されているが、このほど登場した新たなグッズがその見た目と相まって大きな注目を集めている。

英紙『Metro』で紹介された新快眠グッズの名称は「NodPod」。見た目はちょっと恥ずかしいが、機内で快眠できるのであれば誰か体裁を気にしようか…ということで効果のみを狙った「NodPod」は言い方を変えると「顎のハンモック」だ。写真のように座席の首もたれに紐をかけ、長さを調整するだけという簡単なもの。軽くて小さく折りたためるために携帯にはもってこいで、「寝ている間に涎を垂らしてもポリウレタンコーティングで防水加工がされているため問題なし」といった特長も『Kickstarter』では謳われている。

機内の座席は、ほんの少しのリクライニング操作ができるとはいえ背後の客に気を配ることも多い。座ったままの姿勢で快眠することは、よほどでないと難しい。

この「NodPod」があれば、首枕と違って安定した固定度なので首が動くことはまずない。前のめりにもならず、後ろに頭が倒れることもない。そして間違いなく隣の見知らぬ人の肩を借りてしまうといううっかりもなくなる。安定感こそが快眠を引き起こすといったコンセプトだ。

発案者は米ケンタッキー州のパウラ・ブランケンシップ(Paula Blankenship)さんだ。長年出張をしてきたが、機内で睡眠を取ることはこれまでなかったという。そこで考え付いたのがこの顎ハンモックだった。

このアイテムを目にした人々からは「結局、何をしたって機内で眠れない人は眠れないんだ」「私は睡眠薬を6錠飲むがそれでも眠れたことはない」「NodPodでも機内での快眠は無理だと思う」といった否定的な声が寄せられている。

「NodPod」は飛行機の移動だけではなく車の移動でも利用できる。普段飛行機に乗る回数が多く、機内で一睡もできない人は新発明の「NodPod」にはあまり期待をしていないようだが、これによって姿勢がまっすぐになるので、少なくとも不快な肩こりや首凝りからは解放されることになるかも知れない。体裁など気にしないという人は、是非試してみてはいかがだろうか。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)