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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】白血病克服と偽って獲得した「ミス」州代表の座と多額の寄付金 24歳女に有罪判決(米)

「ミス・インターナショナル」の昨年度のペンシルベニア州代表に選ばれていた23歳の女性。白血病を克服したとして多くの人々の同情や感動を集め見事優勝したものの、すべてがウソだったことを昨年の今頃にこちらでもお伝えしていた。警察も介入していたその事件の続報が入ってきた。

昨年ペンシルベニア州で行われた「ミス・インターナショナル」州代表決定戦で見事に優勝し、満面の笑みを浮かべていたブランディ・リー・ウィーバー=ゲイツ(当時23)。「白血病との苦しい闘いを懸命に乗り越えた。同じ病に苦しむ人々に勇気を与えたい。慈善活動に力を注ぎたい」と熱く語って人々のハートをつかんだ彼女だが、闘病は作り話、提出された写真や情報もすべてウソであるとその後に発覚した。

警察沙汰になったきっかけは彼女のために開催されたチャリティ・ビンゴ大会であった。そこでは14,000ドルもの寄付金が集まったが、白血病克服が偽りであった以上、それを彼女が受け取ったことは搾取にあたる。また優勝賞金も同様だとして昨年11月には正式な起訴が決まった。コンテストではメリーランド州ボルチモアの「ジョンズ・ホプキンス大学付属病院」で治療を受け、車椅子に乗り、頭髪の生えていない大きなマスク姿で撮影された写真が多数紹介されたが、そのすべてはブランディが何年もかけて周到に準備したもの。家族ですら騙されていたことにはとんだ女詐欺師と呼ぶほかない。

法廷では、彼女が各種のチャリティイベントを通じて3万ドル近い寄付金を集めていたことも明らかになった。騙されていた支援者は150人以上とみられている。センター郡地方裁判所でついにその裁判が行われ、ブランディ被告には懲役2年から4年に5年の執行猶予が言い渡された。すでに「ミス・インターナショナル」州代表のタイトル、ティアラとサッシュは返還しているという。

出典:http://www.nbcnews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)