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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】ミス・インターナショナル州大会優勝者、同情と寄付金を集めた「白血病克服」はウソ(米)

米ペンシルベニア州の今年のビューティークイーンに見事選ばれた女子大生。白血病との闘いを乗り越えたといい、同じような闘病者のために力になりたいと語っていた彼女に大変なウソが発覚し、警察がその身柄を拘束したことを複数のメディアが報じている。

本年度の「ミス・インターナショナル」ペンシルベニア州代表選で見事優勝したブランディ・リー・ウィーバー=ゲイツ(23)。白血病との苦しい闘病生活を克服し、ペンシルベニア州立大学(The Pennsylvania State University)で学ぶ傍ら、同じ病気に苦しむ人々のために少しでも役に立ちたいと慈善活動に熱心な自身を紹介して評価され、彼女を支援するためのチャリティ・ビンゴ大会まで開催された。しかし11日、ブランディは経歴詐称および14,000ドルもの寄付金を搾取した疑いにより警察の事情聴取を受け、身柄を拘束された。

警察の発表によれば、彼女に多数の同情が集まった「白血病との闘い」はまったくのウソであり、寄付金も私的なことに使用していたという。名門「ジョンズ・ホプキンス大学付属病院」で治療を受けるためにボルチモアに向かい、頭髪を刈り、マスクを着けてカメラに向かいポーズ。コンテストではそうした写真が何枚も紹介され、会場は涙と感動の拍手に包まれたが、警察は「“闘病生活”は数年をかけ周到に仕組まれたもので、そのあざとさには家族ですら騙されていました」と明らかにしている。

裁判所からは今月19日のヒアリング出廷を命じられているブランディだが、設定された保釈保証金は日本円にして約1,870万円と高額である。有罪となれば当然コンテストの優勝タイトルおよび賞金の返上を求められるであろう。

※ 画像はcbsnews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)