発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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2011年9月にベルリンに突然現れた自称「森の中で長年暮らしていた」17歳の少年が、実はオランダ出身の20歳の男であることが判明したというニュースは以前にこちらでもお伝えしていた。このほどベルリン市は男を詐欺罪で起訴する予定だという。ドイツの複数のメディアが報じている。
2011年9月、この男は「父親と共に森の中で長い間暮らしており、父親の死とともに森からやって来た、Rayという名前の少年」という偽りの身分を引っさげ、ベルリンに現れた。だが9か月後の昨年6月に、ベルリン警察はRayの顔写真を公表。オランダのヘンゲロー出身で、当時20歳のRobin van Helsumという名前の男であるといった情報が寄せられたことから、彼が自称していた「森の中での暮らし」は全て嘘であることが明らかとなった。
嘘が判明するまでの9か月間、Robinは“未成年”ということもあり、衣食住はもちろんのこと通訳のための費用、さらにドイツ語を学ぶための語学講座費用まで、全てベルリンの青少年局から援助を受けていた。『Bild』紙によると、その額は3万ユーロ(約390万円)にも達するそうだ。
だが彼は成人であることが判明したため、未成年者を支援するための部署である青少年局からの援助を受ける権利は有していない。それにもかかわらず身分を偽り援助を受け続けていたことから、彼の行為は詐欺罪に該当するとして近々起訴されることを検察庁は話している。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)