もしもオーブンの火力が弱く、アパートの警報器が鳴り響くことがなければ、この男はその虐待行為を続けていたのかもしれない。ネコを自宅のオーブンで焼いていた男。米ニューヨーク州から許しがたい男の話題が飛び込んできた。
オンタリオ湖にも近いニューヨーク州のバタビアという町でこのほど、ある男が動物虐待致死容疑で逮捕された。バタビア住宅公社が管理する『400 Towers』という集合住宅の感知器が異様な煙を察し、警報器が鳴って消防隊員が出動。そこで男の動物虐待行為が発覚した。建物の隅々まで煙が蔓延する中、男の部屋のキッチンでオーブンからネコの死骸が確認されたという。
地元メディアの『バタビア・デイリーニュース』が報じたところによれば、この事件で逮捕・起訴されたのはダレン・アンノヴィという42歳の男。動機については黙秘を続けているが、調べによるとオーブンに入れられた時点でネコはまだ生きていた可能性が高いという。
地元の動物保護団体のメンバーも見守る中、罪状認否のためこのほど裁判所に出廷したアンノヴィ。これまで動物虐待での逮捕ほか犯罪歴を一切持たないものの、そのアパートは高齢者および身体障がい者向けであることもわかり、裁判官は「地域住民にとって脅威の存在となる可能性がある」と判断。アンノヴィの精神鑑定を要求した。設定された保釈保証金は5,000ドル。次は7月21日の出廷が予定されている。
出典:http://www.nydailynews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)