元日本テレビアナウンサーで今はマルチタレントとして活躍する上田まりえが、日本テレビに入社して2か月目の姿をブログで公開した。当時を振り返り「今より細いっ」「そして、若い」と笑う彼女だが、実は悩みも抱えていたようだ。
2016年1月末で日本テレビを退社して、松竹芸能所属のマルチタレントとして新たなスタートを切った上田まりえ。今は『5時に夢中!』(TOKYO MX)やラジオ『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)でアシスタントを務めている。局アナからフリーアナウンサーに転身する人は多いが、あえて松竹芸能のタレントとなったのは「松竹芸能です」と自己紹介して「出落ち感」で笑いをとれるからだ。それほど逞しい彼女が新人時代にネガティブの塊だったとは意外である。
彼女が日本テレビ放送網にアナウンサーとして入社したのは2009年4月のことだった。それからおよそ7年を経た7月10日、『上田まりえオフィシャルブログ「ど直球」』に掲載した1枚はアナウンス部配属前に情報・バラエティ番組『おもいッきりDON!』(2010年3月26日終了)でAD研修中の姿だ。髪を染めたことがなく、メイクにも慣れぬ当時を「でも、いい顔してます」と懐かしむ上田まりえ。しかし「この頃の私は、常にネガティブ思考で、自信がなくて、自分のことがあまり好きではありませんでした」と明かす。
中学時代から野球ファンだった彼女はアナウンサーとして「野球の実況中継」を夢見ていたが、被り物をする役回りが多かった。やがてマツコ・デラックスから「漁師のような女子アナ」と評されて注目される。その頃は女子アナ嫌いで通っていたマツコだが、上田アナには「オーラが出てきた」「小ぎれいになった!」といじりながらも応援してきた。女子アナを辞めて間もなく、そのマツコがコメンテーターを務める『5時に夢中!』のアシスタントになった時には歓喜したものだ。
今では彼女も「こんな自分が嫌になることがあっても、自分のことが好きですし、その当時の自分のことも愛おしく思えます」と綴る。野球好きは相変わらずなだけに、スポーツキャスターとなった姿を見る日が楽しみである。
出典:http://ameblo.jp/uedamarie-official
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)