エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】『SAMURAI NOODLES』の動画がかっこよすぎる!

日清食品の創業者であり「チキンラーメン」や「カップヌードル」の生みの親でもある安藤百福(あんどう ももふく)さんをご存じだろうか。その安藤さんが苦心の末にインスタントラーメンを開発する姿を劇画調のアニメで描いたショートムービー『SAMURAI NOODLES』がいま「かっこよすぎる!」と急激に注目を集めている。

1910年に生まれた安藤百福(あんどう ももふく)さんは戦前戦後を過ごすなか1958年、48歳で世界初のインスタントラーメン“チキンラーメン”を発明して日清食品を創業する。その後1971年には“カップヌードル”を開発して大ヒットするが、最後まで製品開発への意欲は衰えることはなかった。日清食品はNASAと共同で宇宙食の開発に乗り出し、2005年安藤さんが95歳の時に宇宙ラーメン“Space Ram(スペース・ラム)”が宇宙に飛び立った。安藤さんはそれを見届けて97歳であの世に旅立った。

2016年7月1日に日清食品グループのウェブサイトで公開されたアニメーションコンテンツ『SAMURAI NOODLES』では、その安藤百福さんが“サムライ”となってインスタントラーメン(即席めん)を開発するまでを実話を基にしたストーリーで描いている。当時、苦境に立たされていた安藤さんは借家の自宅の裏庭に建てた小屋で“チキンラーメン”を開発した。完成するまで1日平均4時間ほどしか眠らず、1年間1日も休まずに1人だけで研究を続けたという。その精神はまさに“サムライ”だ。

本作の制作にあたってはエグゼクティブクリエイティブディレクターを佐藤可士和、プロデューサーを宮崎恭輔が務め、原画・キャラクターデザインは岡崎能士、音楽は作曲:Shingo Suzuki、ラップ:環ROY、ドラム:Antonio Sanchezというように一流のアーティスト陣が集結している。

出典:https://www.youtube.com
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)