サッカーやラグビーの選手がピッチでペッと唾を吐く。そんな様子が映像でも多々見られるが、オナラの音と臭いだけは至近距離にいる者にしかわかるまい。このほどスウェーデンでは、試合中にオナラを放った選手がなんと退場を食らっていたようだ。
スウェーデン7部リーグの「Pershagen SK」に所属するアダム・リンデン・ユングクビスト選手(25)が17日、試合中に豪快なオナラを放ったとして退場を食らった。主審が不快感もあらわにレッドカードを掲げたことを英メディア『theguardian.com』ほかが伝えている。
この日、ダニー・カコ主審は同選手の態度の悪さに目をつけていた。オナラを手でつかむとそれを主審に向かって放ったといい、「スポーツマンの精神に反している」としてイエローカードが2度にわたり掲げられていた。そして主審の目の前で放たれた豪快なオナラにはついにレッドカードが。「故意によるとんだ挑発行為」として同選手はついに退場を言い渡されたのだ。
このオナラの証人は対戦チーム「Jarna SK」のクリストファー・リンデ選手である。「結構な距離があったけれど音が聞こえたよ。8歳からサッカーをやっているけれど、あまりにも珍しい出来事だった」と話している。一方でユングクビスト選手本人は、メディアの取材に「今日はお腹の調子が悪かったんだ。汚い言葉を放ったわけでもなく、オナラもちょっとしただけ。生理現象が許されないなんておかしいね」と不機嫌そうに主張。結局、彼のチームは2-5で試合も落としたという。
出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)