ラジコンでもプラモデルでもない、自分が乗って飛ぶヘリコプターを作りたかったという中国の男性。熱心に勉強した末に、得意のDIYでやや小型ながらリアルなヘリコプターを完成させ、ついに河北省の空を飛ぶまでになった。まさに「意志あるところに道は開ける」である。
このほど中国・河北省衡水市で、DIYの天才を自負するXie Baogangさんという31歳の男性が、「自分の腕で飛行機をこしらえ、空を飛んでみたい」という幼い頃からの夢を実現させ、1機のヘリコプターを完成させた。実際に最高時速200kmで400km先まで飛ぶことが可能だそうだ。
河北省のメディア『hebei.com.cn』によれば、Xieさんは18歳の時にドアや窓ガラスを扱う商売を成功させるも「自分の力で空を飛ぶ」という夢を諦められず、退職して航空機の製造や操縦に関する勉強に熱中するように。2009年には最初の飛行物体を完成させたが、経験の無さが災いして初飛行は失敗に終わった。だがXieさんの情熱は冷めるどころかさらに熱く駆り立てられ、何年にもわたる紆余曲折の末にお披露目となったこのダークゴールドのヘリは8番目の作品。自身の操縦技術も相当向上した上、飛行性能にも満足しているという。
出典:https://www.facebook.com/PeoplesDaily
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)