ロックバンド・スピッツが約3年ぶりに音楽番組『ミュージックステーション』へ出演した。ニューシングル『みなと』をテレビ初披露したが、その場面を見た亀田誠治はツイッターで「まさかのハプニングにドッキリ!からの、みんなの演奏が、愛に溢れていて超感動したー!!」とつぶやいている。また、スピッツと共演したスカート・澤部渡は「ライヴって誰かがミスするとどういうわけか演奏や歌がグッとよくなる時がある」と肌で感じていた。
4月22日の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に生出演したスピッツ。タモリから久々に出演した感想を問われて、草野マサムネ(ボーカル・ギター担当)は「なかなか3年にいっぺんだと慣れないですね。頑張ります」と答えていた。トリで『みなと』をパフォーマンスする前にはタモリと故郷・福岡にある能古島の話題で盛り上がる。リラックスしすぎたのか歌の入りを間違えてしまうが、そこはメンバーと息を合わせてそのまま持ち直した。
スピッツのバックでタンバリンを叩きながら口笛を吹いた男性は、ソロプロジェクトによるバンド・スカートの澤部渡である。ボーカルやギターの他にも様々な楽器をこなし、川本真琴withゴロニャンずではドラムを務めている。彼女も放送を前に『川本真琴 tigerfakefur(19740119)ツイッター』で「澤部さんが!! スピッツに! とんでもないことが今夜起こる、、わなわな」とつぶやいていたが、期待通りに存在感を示すことができたようだ。
その彼も、草野マサムネが歌い出しをミスった時にギターの三輪テツヤとアイコンタクトをとりながら続け、メンバーがフォローしようと自然体に徹する空気を共有した。『澤部渡(skirt_oh_skirt)ツイッター』で「こんな体でもすーっと軽くなるような不思議な感覚を演奏中に味わうことができました」と明かしている。
音楽プロデューサーの亀田誠治は放送後に録画でスピッツを見たという。彼もハプニングから生まれたパフォーマンスについて、『亀田誠治(seiji_kameda)ツイッター』で「みんなの演奏が、愛に溢れていて超感動したー!」「しかも、うちの息子がシャワーしながら、もうサビを口ずさんでる! 『みなと』いい曲なんだ」と絶賛した。
スピッツはこの夏、7月14日に仙台サンプラザホールで『ロックのほそ道』、7月19日に新木場STUDIO COASTで『Spitz × VINTAGE ROCK std. presents「新木場サンセット2016」』に出演する。また、スカートは4月20日にニューアルバム『CALL』をリリースしている。澤部渡はスピッツのライブでタンバリンを叩くのだろうか。
出典:https://twitter.com/skirt_oh_skirt
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)