バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ！』で宮川大輔が“お祭り男”として世界を巡った9年間の歴史が放送された。ドキュメンタリー映画のような内容に、VTRに見入るレギュラー陣の表情は笑ったり感激したりと忙しい。内村光良が「積み上げてきたものを感じる」と語れば、いつもは茶化すことが多い手越祐也も「なんだかんだ言って、大ファンですから」と真剣に声をかけるので宮川大輔は今にも泣きそうだ。

2月14日に放送された『世界の果てまでイッテQ！　10年目突入記念アワード2時間SP』（日本テレビ系）でトリを飾ったのが「お祭り男　宮川　これまでの奇跡」だ。人気企画“世界で一番盛り上がるのは何祭り？”で宮川大輔がこれまでに挑戦した祭りをダイジェストで一気に振り返る。『宮川大輔（kesuidawagayami）ツイッター』には「お祭り男の歴史見てたら、私も泣きそうになった。カッコよかったです」「これからもお祭り男楽しみにしてます！　そして、応援してます！」とコメントが届くほどの感動作となった。

2007年2月、東京タワー芝公園スタジオの前を歩いていた宮川大輔は番組が仕込んだお神輿に遭遇。一緒に神輿を担いだことから“お祭り男”が始まる。

■お祭り男　宮川大輔が歩んだ9年間の奇跡
マリ共和国「ドゴン族死者の祭り」
メキシコ「トトナカ族鳥人祭り」
タイ王国「ロケット発射祭り」
英国「チーズ転がし祭り」
タイ王国「伝統的な木の車の祭り」
インドネシア「水牛祭り」
チリ共和国「イースター島祭り」
オーストリア「池ポチャ祭り」
タイ王国「耕運機祭り」
英国「スプラッシュ祭り」
ケイマン諸島「カリブの海賊祭り」
フィリピン「タラカンフェスティバル」
米国「丸太祭り」
インドネシア「棒祭り」
ギリシャ「ロケット花火戦争」
オランダ「棒幅跳び祭り」
スイス「オフィスチェア祭り」
エストニア「キーキング祭り」
米国「かぼちゃ祭り」
米国「クリスタル祭り」
スイス「ヴェロゲメルWCS」
中国「人間ボウリング祭り」
ミャンマー「インダー族インレー湖祭り」
イタリア「石鹸箱祭り」
アイルランド「アカン運び祭り」
ベルギー「竹馬祭り」
スペイン「トマト祭り」
タイ王国「海ボクシング祭り」
スイス「サンタクロース祭り」
ドイツ「橋の向こうへ行く祭り」
豪州「スイカ祭り」
イタリア「チーズ転がり祭り」
米国「つるつるポール祭り」
スペイン「牛追い祭り」
米国「男の中の男祭り」
タイ王国「ウナギ祭り」
タイ王国「塩田祭り」
米国「漁師祭り」
タイ王国「2/3輪車祭り」
米国「芝刈り機祭り」
カナダ「ブタ祭り」
豪州「乳牛祭り」
タイ王国「ヤシの葉ボクシング祭り」
英国「泥祭り」
イタリア「エコボート祭り」
タイ王国「竹竿祭り」
日本「豊橋手筒祭り」
フィンランド「ベリー摘み世界選手権」
ニュージーランド「羊飼い祭り」
タイ王国「ブタ祭り」
米国「ウンチ祭り」
タイ王国「水瓶祭り」
アイルランド「農業5種祭り」
タイ王国「つるつる相撲祭り」
英国「水切り世界選手権」
ドイツ「カボチャ祭り」
タイ王国「田植え祭り」
カナダ「雪合戦祭り」
スイス「ソリ祭り」
タイ王国「水掛け祭り」
英国「泥祭り」
オーストリア「カマ祭り」
ドイツ「ソリ祭り」
フィリピン「リギロン祭り」
ドイツ「漁師の棒祭り」
イタリア「道路のソリ祭り」
スペイン「火を浴びる祭り」
オーストリア「中華鍋世界選手権」
タイ王国「フルーツ祭り」
英国「カスタードパイ祭り」
英国「シュノーケル祭り」
ドイツ「ゴミ箱祭り」
米国「オーガンクイット祭り」

祭りとはいえ、一歩間違えば命に関わるような過酷な競技もあり、実際に宮川はケガをしたこともある。耐え切れずに嘔吐したこともあった。イッテQ！チームやふなっしーと組んで臨んだ祭りなど思い出は多い。「世界一になりますよ」と意気込みながら「あか～ん」と失敗する姿をスタジオでバカにする手越。2人が現地で対戦した時などは互いにライバル心剥き出しだった。

その手越祐也が“お祭り男の歴史”を見て「結果が良くなかった時とか、やんややんや言ってますけど。なんだかんだ言ってあれっすよ、お祭り男宮川大輔の大ファンですから」と言うではないか。さらに「感動しました、大好きですから」と続けると、宮川大輔が「それ以上言わんといて、ホンマに泣きそうやから」と制する。共演者の爆笑が起きるなか、手越に向かって「（これからも）やんややんや言うてっ」と返すのがやっとで、じっとうつむいて涙をこらえるお祭り男だった。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）