エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】YOUも絶賛。「宮川大輔とふなっしー」が子どもに人気のワケ。

昨今のバラエティ番組で子どもたちに人気があるのは「宮川大輔とふなっしー」。テレビ番組に詳しいタレントのYOUはそう評価する。お笑い界の土田晃之は宮川大輔があの人気キャラクターに並ぶのかと驚いたが、YOUは何度も頷いていた。実は宮川とふなっしーには共通点があり、そこに子どもたちは魅かれるらしい。

2014年のテレビ界を振り返る、NHK『新春テレビ放談2015』が1月3日に放送された。その際にバラエティ番組について、“日本テレビ日曜夜の快進撃”として『笑点』~『ザ!鉄腕!DASH!!』~『世界の果てまでイッテQ!』~『行列のできる法律相談所』などが取り上げられた。

パネラーやMCは中でも『世界の果てまでイッテQ!』に注目しており、MCの千原ジュニアは「宮川大輔が街を歩いたら、子どもの人気が凄い! 俺が落ち込みますよ」と証言した。パネラーの土田晃之は、以前から体を張った番組はあったが、“やらされ”感があるといじめているように見えてしまうと語る。だが、『イッテQ!』では世界の祭りに挑戦するなどの形なので「やらされ感がない」というのだ。さらに彼は『イッテQ!』ほど体を張る番組は他にはないことから、今の子どもたちにとっては新鮮だと分析する。

YOUはそんな土田の見解を受けて、子どもたちに人気があるのは「大輔とふなっしーでしょ」と言い切る。逆に土田が「宮川大輔とふなっしーが並ぶんですか?」と驚いたが、YOUは黙って頷いていた。

この日は他にも、パネラーとしてテリー伊藤や福田雄一監督、岡田斗司夫プロデューサー、『日経エンタテインメント!』編集委員の品田英雄さんらが参加しており、岡田氏から日曜の夜は日本の家族が集まる貴重な時間だと指摘があった。

彼は個食が広がる今の日本において、家族は“同じ釜の飯を食う”ではなく“同じ番組を見て笑う”しくみだと持論を展開。家族がみんなで見る“家族の維持装置”として、「どの年齢層でも楽しい番組が望まれる」という。それを受けてテリー伊藤が「家族で楽しめることは“感性を問わない”番組なのだ」と語り、周囲の共感を得ている。

宮川大輔がそこまで考えて体を張っているかは分からないが、『世界の果てまでイッテQ!』での彼の活躍に子どもたちが注目していることは嬉しいだろう。昨年9月に放送された“世界で一番盛り上がるのは何祭り?石鹸箱祭りinイタリア”では、その宮川大輔とふなっしーが祭りに挑戦したとあってネットでも話題となった。今後もこの人気コラボでテレビ界を盛り上げて欲しい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)