英国のアーティスト、デヴィッド・ボウイ氏の訃報を受けて日本のロックミュージシャン・ROLLYがツイッターで心境をつぶやいた。デヴィッド氏に多大なる影響を受けた彼は、言葉にできぬほどの敬意を星空の美しさを借りて表現したようだ。
『Facebook David Bowie』にて1月10日(日本時間11日)にデヴィッド・ボウイ氏の永眠が伝えられ、世界中が悲しみに包まれた。ツイッターでも彼のファンや影響を受けたアーティストから弔意がつぶやかれている。
デヴィッド・ボウイ氏はミュージシャンや俳優として活躍したが、その個性的な芸術性から存在自体が作品のようだった。音楽界ではアルバム『世界を売った男』、『ハンキー・ドリー』、『ジギー・スターダスト』で“グラム・ロック”を世に広め、米国に拠点を移してからはアルバム『レッツ・ダンス』の大ヒットで世界的ロックスターとなる。1985年にミック・ジャガーとデュエットしたシングル『ダンシング・イン・ザ・ストリート』(マーサ&ザ・ヴァンデラスのカヴァー)のミュージックビデオでは2大スターによるダンスが話題となった。
そんな彼に影響を受けたアーティストは日本にも多い。ロックスターを夢見てギタリストとなったROLLYもその1人だ。その奇抜なメイクやステージパフォーマンス、そして楽曲にはデヴィッド・ボウイ氏のカラーが感じられる。1月11日には『ROLLY(寺西一雄)本人(RollyBocchan)ツイッター』で「私が知る中で最も美しく偉大な、貴方様を憶いながら星を見上げております。素晴らしい芸術作品を本当にありがとうございました」と宇宙に輝く星の画像とともに胸のうちをつぶやいた。
デヴィッド・ボウイ氏は、自身も子ども時代から聴いていたエルヴィス・プレスリーの誕生日と同じ1月8日に69歳となったばかりだった。その日、リリースされた最新アルバム『Blackstar』の収録曲『Lazarus』(ラザルス)のMVでは自身が病院のベッドに横たわるシーンや力を振り絞って作品を書こうとする姿が映し出され、最後までアーティストであろうとしたことが伝わる。
出典:https://www.facebook.com/davidbowie
出典:https://twitter.com/RollyBocchan
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)