エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ROLLYならではの“ロック・ワールド”全開。『タイムマシンにおねがい』のMVが斬新。本人も「痺れてる」。

ミュージシャンのROLLYがデビュー25周年を記念して7月8日発売した日本の70年代ロックへのトリビュート・アルバムより、サディスティック・ミカ・バンドをカバーした『タイムマシンにおねがい』のMV(ミュージックビデオ)を一部公開した。彼ならではのグラムロック感溢れる演出と、骨太なロックギターが満載の映像だ。

1990年5月21日にロックバンド・すかんち(SCANCH)としてシングル『恋のTKO』でメジャーデビューしたROLLY(当時はローリー寺西)も51歳となり、デビュー25周年を迎えた。グラムロック風なビジュアルと外国のロックギターヒーローに憧れて突き進んできた彼だが、同時に日本のロックにも傾倒している。

7月8日にリリースした“ROLLY DEBUT 25TH ANNIVERSARY”『ROLLY’S ROCK CIRCUS~70年代の日本のロックがROLLYに与えた偉大なる影響とその影と光~』には、彼がリスペクトするジャパニーズ・ロッカーたちのナンバーが詰まっている。

サディスティック・ミカ・バンドが1974年10月5日に発表した楽曲『タイムマシンにおねがい』は、日本のロック史に残るナンバーの1つだ。2006年に木村カエラをボーカルに迎えてバンドが再結成された時も同曲を歌った。

今回は、ROLLYがその『タイムマシンにおねがい』を彼らしいギターサウンド溢れるアレンジで生まれ変わらせた。しかも、MVではエンターテイナー・ROLLYとなってさまざまな格好で楽しませてくれる。

アルバムにはさらに、『ビュン・ビュン』(外道)や『空と雲』(四人囃子)から『たどりついたらいつも雨ふり』(ザ・モップス)に『恋のマジックポーション』(すかんち)まで、11曲が収められている。

彼は『ROLLY(寺西一雄)本人(RollyBocchan)ツイッター』で、本作について「最高のギターロック丸出しの最高のアルバムであると痺れてる」と自画自賛しているが、大げさではなさそうだ。

※画像は『twitter.com/RollyBocchan』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)