さんまがバラエティ番組で、家族団らんは「子どもの成績アップに役立つ」という説に対して「家族団らんは至難の業」と主張した。共演したお笑い芸人たちは「そんなことはない」と意見するが、さんまは一歩も譲らない。
12月9日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)で、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さんが「家族団らんは、子どもの成績アップに役立つ」という説を紹介した。米国での調査から分かったもので、家族との食事など団らんする機会が多い子どもは「学力、集中力、社会性が高い」という。
するとさんまが家族団らんの難しさを主張。尾木ママは「そうそう」と受け止めつつ「週4日以上の団らんが良い…」と詳しく説明するが、「いやいやいや!」とさんまも折れずに「分かるけど、家族団らんは金メダルとるより難しい」とさらに熱弁した。そんなさんまに、レギュラーのブラックマヨネーズ・小杉竜一は「みんなでご飯を食べるだけだから、難しくないでしょう」と不思議そうな顔をする。
尾木ママによると団らんの定義は「親しい者(家族)同士が楽しい時間を過ごす」ことだ。それを聞いて「誰も不満なく楽しい時間を過ごす家族団らんやぞ!」とまくしたてるさんまに、ピース・綾部祐二が「“今日、学校でこんなことがあったんだ”と子どもと話して“ああそうなんだ”っていうことじゃないですか?」と意見するが、「お父さん、おばあさん、おじいさんも入っての団らんやろっ、まー無理やね!」とはね返された。
小杉が全く譲らない様子に呆れて「何かあったんすか?」と問いただすと、さんまは「植木先生、そうですよね?」と心理評論家の植木理恵さんに振ってはぐらかし、話題を終えた。
さんまは1988年9月に大竹しのぶと結婚するが、いろいろあって1992年9月に離婚している。4年間の家族生活を送ったが、その間の体験から“家族団らんは至難の業”と感じるようになったのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)