渡辺直美の映画初主演となる『五つ星ツーリスト THE MOVIE~究極の京都旅、ご案内します!!~』が7日(土)に全国公開となり、東京・新宿にて初日舞台挨拶が行われた。今年1月テレビドラマで大人気となった『五つ星ツーリスト』。旅行プラン作成から添乗業務まで完璧にこなす伝説のトラベルマスター・高瀬京香役を演じた渡辺直美が登壇し、豪快な笑いや大量の汗とともに撮影秘話を語った。
渡辺直美は映画を観終わったばかりの観客を見渡し、「めっちゃ嬉しいです。すっごい素敵な顔されて笑顔が止まらない」と会場を沸かせる。京都が舞台の本作はドラマと並行しての撮影で朝から夜までドラマ、夜中に映画の撮影でタイトだったと言う。
忙しい撮影の合間、京都に詳しい共演者の寺島進に美味しいお鍋屋さんや焼肉屋さんに連れて行ってもらったと明かす渡辺。ほかに山本裕典、高月彩良も含めた4人でも食事をし、その内容は「ほとんど下ネタなんですね、私と山本くんと寺島さんが集まったら。山本くんが中学生の男子校のノリで結構しゃべり、彩良ちゃんが呆然とする。結構激しめな下ネタ。寺島さんはバンバンですよ。わはははは」と豪快に笑い、「現場はワイワイやってすっごい仲がいい」と声を大にした。
役作りについて質問が及ぶと「私とは真逆のキャラクターなので、テンション抑えるのが大変。シックな(主人公・高瀬)京香さんを演じるのに凄く時間がかかった。撮影終わりにご飯を食べて、すぐ寝る生活を毎日しなくちゃいけないのが辛く、体型維持が大変でした」といつも通りの行動だったと笑う。
「京香さんが小食という設定で小さいお弁当を食べるというのが、その人の気持ちが分からない。その役作りが大変でした」「太っていることをいじられると京香さんは泣いちゃうんですけど、私はそういうの楽しんで笑っちゃったりするので、泣くって感情ってどういうもの何だろう?ってそこが凄く難しかった」と笑顔で語った。
「西郷隆盛の格好をした自分を見て鏡の前で10分笑い、現場でもみんなが10分は笑う時間を取り、撮影中皆が笑いをこらえたシーンが一番印象に残った」と話す渡辺は撮影現場同様、終始豪快な笑いで観客を楽しませた。またイベントの終わりには抽選で渡辺直美のサイン付きトートバッグもプレゼントされた。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)