海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】コカイン包が胃の中で破裂。機内で壮絶な死を遂げた“運び屋”(アイルランド)

このほど飛行中であったアイルランドの国営航空会社「エアリンガス(Aer Lingus)」の旅客機の中で、ブラジル国籍の24歳の男が激しい興奮状態の末に不審な死を遂げた。遺体の司法解剖が行われ、胃からとんでもない量のコカインが発見されたことが伝えられている。

18日にポルトガル・リスボンを出発し、アイルランド・ダブリンに向かっていたエアリンガス機の中で手がつけられない興奮状態となり、その後に死亡したのはブラジル国籍のジョン・ケネディ・サントス・グルジョン(John Kennedy Santos Gurjao)という24歳の男。大人しくさせようと客室乗務員が手錠をはめようとした際、グルジョンは近くの見ず知らずの乗客に噛みつくこともしていた。

これにより同機はダブリンよりかなり南西に位置するコーク(Cork)の空港に緊急着陸を図ったが、乗り込んだ救急救命士はグルジョンがすでに心肺停止の状態にあることを確認。同機の他の乗客乗員171名は手配されたバスでダブリンに向かい、噛まれた乗客はコーク市内の病院にて治療を受けたという。

『news.sky.com』が伝えているところによれば、一部始終を見ていた乗客のジョン・レナードさんは「その男性からはこれまで聞いたこともない奇妙な音が放たれていました。苦しみ悶えて亡くなる人間しか、あんな叫び声や唸り声はあげないでしょう。床に崩れ落ちて激しく震えるなど、手錠をはめられてから一気に悪くなっていったように思います」と語っている。

さらにその後、『アイリッシュ・タイムズ』紙がグルジョンの検死結果に関し、小球状に丸められたコカイン80包が胃に入っていたことが確認されたと伝えている。末端価格にして770万円ほどだといい、死因は彼の胃の中で1包のコカインの包みが破裂したことによる急性薬物中毒と特定された。なおコーク警察はグルジョンと同行していた44歳のポルトガル国籍の女性について、覚せい剤アンフェタミンを疑わせる2キロ以上もの白い粉をスーツケースの中に持っていたことから一時身柄を拘束したが、成分検査の結果は「重曹」と判明したという。しかし、女性がなぜ“運び屋”と行動を共にしていたのかなど不明な点は多い。

ダブリンのブラジル大使館を通じてグルジョンの家族に連絡を取ったコーク警察によれば、彼には8人の兄弟がいるものの両親とは幼くして死別し、常に仕事を探していたとのこと。本人からブラジル・アマパー州のマカパにいると聞いていた兄弟は、その訃報に「まさか遠い国にいたとは。普通に“おはよう!”なんてメールが来ていたのに」と話すなど、大変なショックを受けているという。

※ 画像はfoxnews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)