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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】ホーキンズ博士「宇宙人による侵略前に宇宙旅行の早期実現を」

人類の夢、「宇宙旅行」が見えてきた。しかしそれは、ごく一部のセレブの好奇心を満たすためだけのもの? 答えはノー。全人類を守るためにも「宇宙旅行の開発を急げ」とこのほど語ったのは、かの有名なスティーヴン・ホーキンズ博士であった。

このほどスペイン紙『El País』とのインタビューで、自らの宇宙論を展開したスティーヴン・ホーキング博士。物理学、宇宙論、天体物理学で名を馳せるも、若くして「筋萎縮性側索硬化症」により車椅子生活となり、現在は重度障害者用意思伝達装置を用いて人々とのコミュニケーションを図っている。

「私の数学的な脳で考えると、宇宙人は必ずいるとの理論に至ります。彼らが実際にどのような外見で私たちの前に現れるのか、それを考えておく必要はあります。」

「彼らが地球を訪れるとしたら、それはまったく友好的な意味ではありません。コロンブスの上陸でアメリカの先住民が追い出され、次々と現れる入植者たちの迫害にあった。そのような状況に陥る可能性があります。」

「高度な知性を持った宇宙人たちは、遊牧民のような精神であらゆる惑星への侵略を考えていることでしょう。より過ごしやすい星を探しては自分たちの植民地にしてしまうのです。」

「そうなると最優先すべきなのは宇宙旅行。その早期実現の重要性を広く知らせて行きたいと私は考えています。自然災害が多発していることもあり、この地球はまさに破滅に向かっているのですから。」

2009年にNASA(アメリカ航空宇宙局)は、地球に似た太陽系外惑星を探すための探査機「ケプラー宇宙望遠鏡」を打ち上げていた。そのデータをもとに、事実「地球とそっくりな星を発見」というニュースが時おり放たれている。この広い宇宙、どこかの星にも高度な知性と文明を持った生き物がいると考えるのは自然なこと。つまりホーキンズ博士は、宇宙人という“外敵”から身を守ると同時に、破滅に近づいているこの地球に早めに見切りをつけて外に出よというのだ。NASAの科学者も昨年、「宇宙人はいる。20年以内にはっきりする」と発言していたが、大英帝国勲章に輝く天才学者の発言だけにどうにも重みがある。地球の寿命は予想以上に早く訪れるのかもしれない。

※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)