エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】さんま、爆問・田中が“パパ”と呼ばれていることにしみじみ。

お笑い芸人の千原ジュニア(千原兄弟)や、田中裕二(爆笑問題)と山口もえの結婚のニュースには明石家さんまも大喜びである。特に山口の連れ子と田中とのエピソードには、さんまも同じ経験があり胸が熱くなる思いだという。

10月4日、山口もえとの結婚を発表した記者会見で田中裕二は初めて「パパ」と呼ばれた時の感想を「“わぁ、言った!”って。いとことかには言ってたみたいだけど、僕にはまだ言ってなかった。半年、1年くらい前から言うようになって。上の子は8歳なので、大分いろいろ分かるようになっている」と、嬉しそうに語っていた。

10月10日のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で明石家さんまが語ったところによると、この記者会見の前日にさんまは田中から直に、山口からは電話でそれぞれ結婚する旨の報告を受けたという。彼女はさんまのトーク番組に出演した際、収録が終わる度に田中との交際について話せなかったことを何度も謝っていたそうだ。結婚が決まり「これで、お話できます!」と山口の弾んだ声を聞き、さんまも“やっと幸せになってくれて、めでたい”と喜びもひとしおだったらしい。

田中がもう“パパ”と呼ばれていることを聞き、さんまは「俺なんか、そういう経験があるから」と感慨深げである。

1988年に女優の大竹しのぶと結婚した時、彼女には当時3歳の息子がいた。自身も幼少時に実母と死別し、後に新しい母と暮らした経験を持つさんま。彼は大竹の長男を我が子のように可愛がり、彼の負担を考え自分のことを父ではなく“ボス”と呼ばせ、実子のIMALUにも同じ呼び方をさせたというのは有名な話である。後に離婚が決まった時、長男はさんまと一緒にいたいと主張したほど、親として信頼を得ていたのだ。

同番組でさんまは「(再婚相手の連れ子から)“お父さん”みたいなことを言われた時の感動って、人が計り知れない喜びがある」としみじみと語っていた。本当の親子では無いにもかかわらず、子どもが自分を親として認めてくれた“有り難さ”と“嬉しさ”で、心がいっぱいになるという。自分を受け入れてくれたことに対する感謝を、子どもへの愛情で応えていったさんま。田中にはこの先、子育てに悩んでも頼りになる良き先輩がいるようだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)