エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】岡本夏生、子供を産まない人生を後悔「生命のバトン閉ざした」

今年の9月12日で50歳になったタレントの岡本夏生。現在唯一の仕事は東京MXテレビの情報番組で火曜コメンテーターを務めているだけだが、15年前に購入した東京・代官山の億ションで暮らし、気ままに国内外への一人旅を楽しんでいる。そんな岡本の自由な独身生活に憧れる−という女性たちの声に、岡本は自分の“結婚と出産”について今一度考えてほしい−と訴えた。

10月7日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)のオープニングで募集される生投票のテーマは、「あなたには“一生の不覚”がありますか」であった。岡本夏生は自分の一生の不覚について、「難しい話なんですが…」と前置きし“結婚と出産”を指すと、慎重に言葉を選びながら話し始めた。

1990年代セクシー系のバラエティタレントとして大ブレイクし、仕事も私生活も充実していた岡本にとって結婚は「いつでもできる」という感覚でしかなかった。ましてや妊娠と出産についても真剣に考えることはなく、20代は人生を思う存分楽しんでいたのだ。そんな岡本が閉経を迎える年代となり「もう自分は子どもが産めないんだ」と実感するようになった時、大きな後悔の念に襲われたという。健康な子宮と産道がありながら産まなかったことを彼女は、自分だけの問題だと思えなくなっていた。

先祖達から2億年もの年月をかけて受け継がれてきた生命の“バトン”を、自分が閉ざすことになるのだと20〜30代の頃に認識していれば、そう簡単に「子どもは産まなくて良い」と考える人生は送らなかっただろうと岡本は悔やんでいる。

もちろん彼女は「出産は女性の使命だ」などと主張しているのではない。ただ最近ブログ読者から「岡本さんを見てたら子どもなんて産まなくても楽しそうだから、そっちの人生へ行きます」などと、彼女の生き方に憧れているという女性からの声が多く、そのことに岡本は懸念を抱いているのだ。残念ながら、女性が妊娠・出産できる期間は限られている。このことから岡本は「結婚できる人は結婚してほしい」、「健康な赤ちゃんを授かれる人はそうしてもらいたい」と強く訴える。そんな彼女の言葉を同番組アシスタントで40歳の内藤聡子アナが、深く頷きながら聞き入っていた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)