真野恵里菜がカジュアルディナーショーで久々のライブを終えた心境をブログで明かしている。最近は『みんな!エスパーだよ!』シリーズをはじめ女優としての活躍が目立つ彼女だが、その一方で歌手として歌を披露できる場面は限られてしまう。今回のステージはその数少ない機会となった。
10月11日、12日に原宿で『真野恵里菜カジュアルディナーショー2015秋~風は秋色~』が開催された。『真野恵里菜(Mano Erina)(erina_mano)ツイッター』では本番を前にした10月7日から「リハのテンションをさらに上げるために、今日はばっちりメイク」「天気いいから、のんびり歩きたい気分だけどスタジオにこもります」とつぶやいており、それだけステージに集中していた。後日、ディナーショーを楽しんだファンから「お疲れさん。久々に歌って、気持ち良かったんじゃん」「歌はもちろんだけど、真野さんが元気に、楽しそうに、いっぱい喋ってる姿もとても印象的でした」といった感想が続々と寄せられており、ライブは大成功と言えるだろう。
彼女はディナーショーの後に『真野恵里菜オフィシャルブログ「きまぐれでいず」』で「まだまだやれるんだ、やってやる」と熱い思いをぶつけた。
ライブ前の準備でセットリストを組む苦心を「ひたすら形が変わるパズルのピースを自分がしっくりくる完成形になるまで組み立てては壊して入れ替えての繰り返し。これがすごく難しいんです」と振り返る。本来、「0から何かを生み出す」のが苦手な彼女、ハロプロ時代にはスタッフが企画したものを安心してパフォーマンスすれば良かった。しかし、ハロプロを卒業してからは自分で考えるセルフプロデュースも必要だ。「自己満だ」と言われないか不安に思うこともあったが、「今回やっと、ほんの少し手応えを掴めたかな」と感じている。
またリハーサルの時間も十分にとれない中で、バンドメンバーが頑張ってくれたおかげで生バンドによるライブを届けることができた。「曲の繋ぎとかアレンジとか更にブラッシュアップしていって、あたしも、ここはこうしたらどうですかね?なんて意見言わせていただいたり」という状況から、彼女も音づくりに積極的に参加していることが分かる。
そうやって迎えたディナーショー本番。今の真野恵里菜にとって、歌手として活躍できる貴重な場である。「だからこの4公演に脳みそも身体も全身全霊をかけてやりたくて」との気持ちで臨み、アンコールで歌ったインディーズ3rdシングル『ラララ・ソソソ』では思わず涙が溢れてしまう。まだデビューする前に全国を回ってCDを買ってもらい握手しながら過ごした日々が思い出され、今の自分に「あぁ、幸せだな…」と込み上げた涙だった。
会場で発表した2016年1月のソロライブ開催についても、改めて「もうすでにいろいろ考えているし、来てくれた皆さんには全力で楽しんで欲しいし、良い意味で期待裏切りたいし、これなかった人を後悔させるくらいのライブを創ります!」と意気込む。今回のディナーショーで歌手・真野恵里菜として「まだまだやれるんだ、やってやる」と自信を深めたようだ。
※画像1枚目、2枚目は『真野恵里菜オフィシャルブログ』、3枚目は『twitter.com/erina_mano』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)