3度の結婚を通し子供を多くもうけ、オリンピックでは十種競技で金メダルも獲得した“ブルース・ジェンナー”（66）。しかし今年に入り「私は女なの」とカミングアウトしケイトリン・ジェンナーに改名。外科手術による女性化にも成功した彼女が、人気誌より“今年を代表する女性”のひとりに選ばれた。

キム・カーダシアンの養父として、またジェンナー姉妹の実父として人気を博し、リアリティ番組でも活躍中のケイトリン・ジェンナー。このほど彼女を『Glamour』誌が “今年を代表する女性（Woman Of The Year）”と発表し、「トランスジェンダーのチャンピオン」と称賛して喜ばせた。同誌インタビューに応じたケイトリンは、このように女性化への挑戦を振り返っている。

「（自殺を考えて）死ねば苦しみが消えると思ったの。」
「でもその後、“（女性に）変化する。だから何なのよ？”って気になれた。命があるんですもの、人生を面白いものにしなきゃ。」

悩み抜いた末に女性として生きる決意をしたケイトリンは、今後はトランスジェンダー・コミュニティ全体のために、経験談を伝えていきたいという。

そんなケイトリンは、女性化して初めての誕生日を迎え66歳になったばかり。それを3番目の妻だったクリス・ジェンナーの実子キム・カーダシアンも祝し、2枚目の写真を公開。「誕生日おめでとう、ケイトリン！　66歳かしら。それともケイトリンは1歳というべきかな？」とメッセージを送っている。

※画像1枚目は『Instagram glamourmag』、2枚目は『Instagram kimkardashian』のスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）