歌手・女優・声優として活躍する神田沙也加と歌舞伎役者・尾上松也が、3日、東京・恵比寿にて開催された『25ans（ヴァンサンカン）35周年記念イベント「プリンセス美容博覧会」』に登場した。神田はプリンセスとして、尾上はプリンスとしてトークショーで“美”について語った。

「天性のプリンセスオーラを放っている」と紹介された神田沙也加は、グリーンがかったブルーのプリンセスのようなドレスで、ネイルもドレスにあわせてチョコミント色で登場した。自身が考えるプリンセス像として「可憐さと芯の強さのバランスがとれた女性」と語る神田は、「小さい頃からおもちゃよりもコスメが大好き」というほどのメイク好きだ。神田のこだわりはチークのようで「（人によって）全体に薄めに入れるのがいい、横長に入れるのがいいとかあるんですけど、私は狭めに黒目の位置から丸く入れています。仕上げに涙袋のところにラメを乗せます。かわいらしいメイクが好きです」とメイクのコツを披露した。

また「普段はゆっくりお風呂に入って体を温めてよく寝る。これに勝る美容法はないです」と力説。「お風呂は心地良いなという温度でゆっくりつかるのが好きです」「睡眠時間は7時間が理想」だが、実際には「4時間ほど」と明かした。

続けてプリンスとして登場した尾上松也は「どんな女性が綺麗な女性か」と聞かれて、「大和撫子の精神性は美しい」「忠臣蔵でお軽という女形がある。自分は勘平を演じたが、お軽は旦那さんのために身を売るが、自己犠牲の精神に憧れる。そういう女性はすごいなあと思います」と述べてから、「そういう風に思わせる男でいなくてはいけない」と自らに言い聞かせていた。

体調管理については「いやあ、これがですね、まったく特にしていない。僕の辞書にストイックという文字はない。ある先輩は毎日ジムに行ったり、ブログを更新したりしていますけど」と市川海老蔵を思わせる発言も。それでも野菜を多く摂ることには気をつけているそうで「野菜を摂らなくてはいけないというのをここ何年か意識していますね」「とにかく風邪を引かないことが何より。体調を崩しても休むわけにはいかないですから。熱が出てもやってましたね」と内情を明かし、「“今日はちょっと化粧のらないわ”とか“寝不足かしら”と思うときもありますよ。それは同じ人間ですから」と打ち明けて会場にあふれる女性を笑わせた。
（TechinsightJapan編集部　関原りあん）