観光客の数は6~8月がもっとも多いものの、紅葉の名所としてこれからの季節も大人気なのが“ナイアガラの滝”である。そんな中でこのほど40代とみられる女性が自殺し、大変な騒動となっていたもようだ。
エリー湖からオンタリオ湖に向かって流れこむナイアガラ川の、ほぼ中間地点に位置する有名な観光スポット“ナイアガラの滝”。ここは実は自殺の名所としても知られており、毎年数十名があるスポットから身を投げるため、滝の観光客が偶然にも遺体に遭遇してしまうことがままある。このたびも40代の女性が自殺し、現場は大変な騒動となったもようだ。
こちらは19日、『kind van fortuin』さんが“Horror at Niagara Falls as woman ‘intentionally goes over the edge in bid to harm herself”というタイトルでYouTubeに投稿した動画のサムネイルである。同じ位置から滝を見物していた観光客らからの通報を受けて緊急車両が続々と到着し、あたりは大変な人だかりとなった。救助隊員がフチからロープ伝いに滝つぼに向かうなど、非常に緊迫した状況であったことがわかる。
動画のタイトルに“intentionally”とあるとおり、女性は転落防止のための柵を意図的に乗り越えたとのこと。1分あたり平均110,000立方メートルもの水量が流れ落ちる滝のそのあたりの落差は51メートル。ほどなくしてその体はヘリコプターで引き上げられたが、残念ながら命を取り留めたとの情報はないもようだ。
※ 画像はYouTubeのサムネイル。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)