MTVのはちゃめちゃなバラエティ番組、『ジャッカス』のバム・マージェラ（32）が先月31日、大変な怪我を負って病院に運ばれていたことが分かった。

ドタバタぶりがあまりにも下品でサイテー！と言われているMTVの『ジャッカス』。そのスターであるバム・マージェラは、元々プロのスケートボーダーであらゆるスタントをこなす運動神経抜群の男だが、先月31日、オレゴン州でのスタントの仕事中に、とんでもない事故が起きていたようだ。

プロの指導者であるスティーヴ・フィッシャー氏とともに、カヤックで川下りならぬ「滝下り」に挑戦したというバム。しかし彼の落下は明らかなるミス、当初予想されたキレイな着水にはならなかった。滝の流れに従って、30mほどカヤックごと下に叩きつけられるように落ちたバムは、すぐに近くの病院に運ばれた。

しかし何と強靭な男であろう。バムはその後、モニタリング装置や点滴チューブに囲まれたイタイタしい写真を添え、入院している病院のベッドから「カヤックごと落下しちゃって、病院でヘルニアの手術を受けたんだ」などとツイートした。

『ジャッカス』で思い出されるのは、彼の同僚であったライアン・ダンの死。今からほぼ1年前の6月20日のこと、ペンシルベニア州ウェスト・ゴーヘンの公道で、自分の運転するポルシェ997 GT3による交通事故であの世へ逝ってしまったのだ。天国のライアンが親友であったバムを連れて行く気だったのではないかと、一瞬ヒヤッとしたのは記者だけであろうか。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）