エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】渡辺麻友が一流アーティストたちと共演。アレンジャー清水信之が絶賛「すごくウマくてサッサカ終わった!」

アレンジャー歴35周年となる清水信之の新曲『終わらない歌』(清水信之 with Best Friends)のミュージックビデオが公開された。鈴木雅之、岡村孝子、EPO、渡辺美里、稲垣潤一などそうそうたる顔ぶれのボーカル陣にAKB48の渡辺麻友も参加している。まゆゆファンも「見ました! 凄く良かったです」「透明感あふれる歌声に酔いしれました」と魅了されていた。

清水信之とはキーボードやギター、ベース、ドラムまで演奏するマルチプレイヤーであり、作曲家、編曲家としても有名だ。元妻で歌手の平松愛理が歌う『部屋とYシャツと私』やSMAPの『KANSHAして』、稲垣潤一の『クリスマスキャロルの頃には』など、他にもJ-POP界でヒットした数々の楽曲に関わっている。

その彼が8月19日にリリースするアレンジャー歴35周年記念アルバム『LIFE IS A SONG』には、彼が手がけてきた楽曲から選んだ39曲に新曲を加えた計40曲が収録される。“清水信之 with Best Friends”による新曲『終わらない歌』は、作詞:秋元康、作曲:大江千里、編曲:清水信之による作品で、ミュージシャンに佐橋佳幸(ギター)、松原秀樹(ベース)、村上“Ponta”秀一(ドラム)、岩村乃菜(パーカッション)、森俊之(ピアノ)、清水信之(キーボード)といった実力派をそろえた。

しかも、ボーカル陣には清水信之がこれまでに手がけた楽曲を歌う豪華メンバーが並んでおり、前述のほかにも安部恭弘、池田聡、大貫妙子、中西圭三、谷村有美に加え、ゴスペラーズの黒沢薫と村上てつや、さんみゅ~の木下綾菜、野田真実、新原聖生など総勢17名が参加。それぞれが順番にソロで歌をつなげる形で、はじめは女性陣、次に男性陣と進んでいく。

一人ひとり味わい深いが、なかでも前半で大貫妙子~EPO~渡辺美里~渡辺麻友へと続く声質の妙は鳥肌が立つほど素晴らしい。それぞれの録音をこれほどの大作に仕上げる清水信之のアレンジャーとしての手腕を改めて思い知らされた。

彼は『Nobuyuki Shimizu(ddsstudio)ツイッター』でボーカリストたちとレコーディングした様子を伝えるなか、7月6日には「歌録りの大トリはまゆゆでした。歌がすごくウマくてサッサカ終わった!」と渡辺麻友を評価している。彼女のボーカルはAKB48発のソロシングルでも完成度が高いと定評がある。その力を今回はアーティストとして発揮することができたようだ。

『LIFE IS A SONG』は、レーベルを超えてアーティストが集まった貴重な作品である。それだけにライブや音楽番組での再現は難しそうだが、可能ならばこの素晴らしいパフォーマンスを『ミュージックステーション』や『紅白歌合戦』で全国に届けて欲しい。

※画像は『twitter.com/ddsstudio』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)