出産後の妻を“イラッ”とさせてしまう夫のNG行動を、バラエティ番組『バイキング』が特集した。その内容に、子育て経験のない坂上忍は「すでに腹立たしい」と途中から不満をあらわにしたが、新米パパのフットボールアワー・後藤輝基さえも「あかんの?」と驚いていた。
育児ストレスに詳しい、子育てインストラクターの角田智子さんが、7月2日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で『実は妻は嫌がっている!?産後クライシスを招く夫の行動』について解説した。“産後クライシス”とは「産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む状況」を表す造語である。その内容を聞きながら、MCの坂上忍や後藤輝基は驚きを隠せなかった。
■“産後クライシス”を招く夫の7つのNG行動
7位:「ママらしくなったね」と褒める。
6位:月齢よりも上のオモチャを買う。
5位:オムツ替えの時に大きなリアクションをとる。
4位:妻の代わりに、勝手にミルクをあげる。
3位:甘いスイーツを買ってくる。
2位:育児のグチに「~したら?」と言う。
1位:「なんで(赤ちゃんが)泣いているの?」と妻に聞く。
4位まで発表された時点で、坂上忍は「すでに腹立たしい」と本音をぶちまけた。特に“ママらしくなったね”と言うのが何故いけないのか? と疑問に感じており、ゲストの秋野暢子に「本当にそうですか?」と確認した。
すると、秋野は「そうですよ!」とキッパリ答え、夫婦2人だけの時は「あなたにとってママではなく妻なの。名前で呼び合うことが大事」と、自身の体験を踏まえて語る。その横でレギュラーの薬丸裕英が「ウチはママ、ママって言ってるけど。彼女にそう思っているか聞いたことはない」と不安そうにしていた。
2位の“育児のグチに「~したら?」と言う”は、夫が「オムツ替えたら?」「ミルクあげたら?」など具体的に答えるのはNGというものだ。インストラクターの角田さんが「アドバイスをパパに求めているのではない」と説明すると、坂上が「だったら聞くなよ!」とイラついた。
しかし、これも秋野によると「いつも大変だね」や「ありがとうね」と声をかけるだけで良く、「あなたに回答を求めていない」そうだ。彼女から歯切れよく言われると、坂上も納得せざるを得ない。
また、6月24日に第1子となる男児が誕生したばかりのフット・後藤は、ほとんどの項目で「あかんの?」「言うやろ!?」と意外そうにしており、1位の“「なんで(赤ちゃんが)泣いているの?」と聞く”に関しては「もう、すでに数回言いましたね」と明かして「バカか!?」と坂上に突っ込まれてしまう。
1位については、母親になったばかりの頃は赤ちゃんがなぜ泣くのか分からないことも多いので、夫が「なんで泣いているの?」と聞くことは妻を追い込むことになり、ストレスが溜まるからNGだという。
7位~1位までそれぞれ具体的な理由が説明されたが、角田さんが語った「一部だけやって、全部をやったみたいな顔をすると腹が立つ」という心理については秋野も口にしていたので、全体に関して言えるようだ。
また、角田さんによると「そういうパパのことを、ママたちは“自称イクメン”と呼ぶ」らしい。「子育てする男性(メンズ)」を“イクメン”と呼ぶようになって久しいが、“自称イクメン”と陰で言われないように気をつけたいものである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)