エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】又吉直樹がく然『火花』実は読まれていなかった。「こんなに読まれてないとは…」

ピース・又吉直樹が芥川賞受賞後初めて、相方の綾部祐二とともにコンビで劇場の舞台に立った。又吉が受賞して以来、一般客の前で仕事をするのは初めてとあり、2人の関係にどのような変化が見られるのか興味深いステージとなった。

7月16日に又吉直樹が小説『火花』で第153回芥川賞を受賞したことが発表されると、綾部祐二は「大先生、芥川賞おめでとうございます。これで本格的にアシスタントになる覚悟ができました」とコメントして笑わせた。そんなピースの2人が、7月19日に千葉県・よしもと幕張イオンモール劇場で12時30分から行われた『週末ネタライブ1回目』に出演。会場は満席の大盛況となった。

ピースは2番手を務め、まずは綾部が「どうも、芥川賞です!」と挨拶すると、鳴り止まない拍手のなか「大先生をお呼びしましたよ~。又吉先生です!」と紹介。拍手はより一層大きくなった。又吉は「今後も変わらず、劇場に立ちたいと思いますのでよろしくお願いします」と言いながら、突然「いつものヤツいきますか!」と「世界を明るく照らすには、一人ひとりの笑顔から、ピース!」とピースサイン。又吉らしくない言動に綾部から「そんなのやったことないよ!」とツッコまれた。

又吉が芥川賞の発表を待つ緊張の時間を過ごしている間、綾部はTBCで脱毛した後にお化け屋敷をPRする仕事を2本もこなしていた。お化け屋敷に入る瞬間にスタッフから又吉の受賞を聞き「ウソー!」と振り向きながら暗闇へ向かったそうだ。

ところが、そんなピースの2人がこの日現実を知ることとなった。観客に「(『火花』を)読まれたって方はどれくらいいらっしゃいますか?」と問いかけるも反応はまばら。「(芥川賞受賞の)ニュースを見たという人~!?」には、3分の2以上の手が挙がったが、実際の小説のほうはほとんど読まれていないという状況に、又吉は「こんなにも読まれてないとは。出てきたときの歓迎の拍手にむちゃくちゃ感動して、もうちょっとで泣きそうになったんですけど」と笑うしかなかった。

一方の綾部は「先生的にはもっと読んでると思ったのかな?」「一般人をなめないでください! ねぇ、みなさん! 圧倒的に読んでない人数のほうが多いんですよ!」とここぞとばかりに“大先生”をいじり倒した。

又吉直樹の芥川賞受賞をしっかりネタに組み込んで、綾部祐二のツッコミもバリエーションが増えた。今回の芥川賞受賞はピースのお笑いにも良い影響を与えてくれたようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)