エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】『おおかみこどもの雨と雪』の影響力強し。GLAY・HISASHIへも感想が届く。

アニメ映画『おおかみこどもの雨と雪』がテレビで放送され、ネット上では視聴者によるさまざまな声が飛び交っている。その勢いはロックバンド・GLAYのHISASHIにも感想がツイートされるほどだ。

細田守監督による新作『バケモノの子』の7月11日公開にともない、日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』では、細田シリーズとして7月3日に『サマーウォーズ』、10日に『おおかみこどもの雨と雪』を放送した。

『おおかみこどもの雨と雪』の放送後にはツイッターで賛否の声がつぶやかれ、2012年7月21日に劇場公開された時と似たような現象が起きている。本作の舞台となった富山県上市町に関する情報や、劇中で出てくるおまじない「おみやげ三つ、たこ三つ」の由来なども出ており、何度も観たファンが多いようだ。

また、「僕の稚拙な表現では言葉にしてはいけないと思うほど、良い作品でした!」と感動した人もいる一方で「苛立たしくなる」「痛々しい」と感覚的に受け付けない人もいる。ほかには「大学生でおおかみの子を産んで子どもに苦労させるなんて…」「母子家庭の貧困が描かれている」などさまざまな角度からの感想が見受けられた。

GLAYのギタリストとして知られるHISASHIはアニメが好きなこともあり、『[HISASHI](HISASHI_)ツイッター』で7月3日に「サマーウォーズの楽しみ方…」を力説した。その後、さらに7月10日の放送へ向けて「おおかみこどもは切なすぎだよ」とつぶやいていた。

その時点で「初めて見たとき引き泣きでした」「パパがあーなったときに号泣しました」や「ワタシは母になってから見る角度が変わり、更に切なくなりました」などコメントが寄せられていたが、今回の放送後にも「見てますか~? おおかみ子ども! 切ないです!」とツイートされている。彼の、そして『おおかみこども…』の影響力には驚く。

7月17日の『金曜ロードSHOW!』ではシリーズ第3弾、『時をかける少女』が放送される。そして7月11日から劇場で公開が始まった『バケモノの子』と、この夏は細田守監督の作品に感動する人々が溢れそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)