2009年8月1日にいよいよ全国公開となるアニメ映画『サマーウォーズ』。
2006年に劇場公開され大ヒットを記録した『時をかける少女』の細田守監督最新作だけあって、アニメファンならずとも必見の話題作となっている。
いやが上にも期待が高まるが、そんなはやる気持ちを後押しする注目のオンラインショップがオープンすることとなった。
株式会社パルコは、同社の公式通販サイト『パルコシティオンラインモール』にて、映画『サマーウォーズ』グッズの販売を2009年7月17日より開始した。
サマーウォーズ限定Tシャツやミニエコトートバッグなど、夏ぴったりの新アイテムが目白押しとなっている。
加えて、今作のキャラクターデザインを担当する貞本義行氏の原画を利用した『サマーウォーズリトグラフ』も限定発売される運びだ。
『サマーウォーズ』に向けられた期待はあまりにも大きい。
それもそのはず、細田守監督といえば、過去にも様々な作品でアニメファンから多大なる支持を受けた若手実力派だ。
有名なものであれば、『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』や『ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』などがあり、いずれもその洗練された映像、ストーリー展開から多くのファンを魅了してきた。
しかしながら、これらの作品は、あくまでも“原作”を基調としなければならず、それによる様々な“制約”に縛られてきたに違いない。
過去に起こった例としては、前述のワンピース映画の「監督の色が出すぎていてワンピースとしては多少違和感を覚える」といった評価だろう。
“制約”がかなり緩くなった『時をかける少女』において各界から高評価を受けたことからも、監督の力が見てとれるのではないだろうか。
今回公開される『サマーウォーズ』は、細田監督初となる完全オリジナル作品となっている。
もう、“制約”はどこにもない。遂に新鋭・細田守監督の真価が発揮される時がきた。
大ヒットの予感漂う本作、劇場鑑賞に行く際に、オンラインショップで事前に入手したグッズを手にしていたら、玄人気取りで気分がよさそうだが、いかがだろうか?
(TechinsightJapan編集部 瀬下なつき)