お笑い芸人・大島美幸(森三中)の第1子出産に立ち会った川村エミコ(たんぽぽ)が、自身のブログでその時の様子を振り返っている。リアルな出産シーンを目の当たりにした彼女は、人生観が変わるほどの衝撃と感動を覚えたようだ。
2014年5月、人気番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、“妊活”に入るため番組を休むことになった大島美幸。彼女から「親方」の称号を受け継いだのが、川村エミコだ。2人は番組内の繋がりだけではなく、私生活でも大の仲良しである。
芸歴では大島の方が先輩だが、2人の年齢は同い年の35歳。今年1月に内輪で催された大島の誕生会には、川村が丹精込めて手作りしたバースデーバナーを用意していた。大島はよほど嬉しかったのか、このバナーを自宅に大事に飾っていたと、夫の鈴木おさむ氏が1月15日のブログ『放送作家鈴木おさむのネタ帳』に記している。川村が全部で7人というごく親しい知人らが集まった誕生会のメンバーであることからも、大島が特に信頼を寄せている芸人仲間であることは明らかであろう。
7月5日放送の『世界の果てまでイッテQ!』内で放送された、“大島親方出産物語”。温泉同好会のメンバーらも立ち会うことになっていたようだが、赤ちゃんが産まれる瞬間にいたのは川村と村上知子(森三中)、そして椿鬼奴だった。この時のVTRに映っている川村は、ずっと涙を流していた。陣痛に苦しむ大島の姿に最初は「どうしよう」とオロオロするばかりだったが、やがて「頑張ってください」と繰り返し、彼女は泣きながらひたすら手を合わせていた。そして1児の母である村上から「赤ちゃんも人生で一番ストレスがかかっている」「命がけで出てこようとしている」と教えられ、「すごいことですね」と川村は心を打たれていた。
番組放送後の7日のブログ『川村エミコのカエルが寄ってきます…。』では、「人から人が産まれるって本当すごい」と改めて当日を振り返っている。
リアルなお産のシーンは“ただただ感動”であり、母親のすごさを実感したという。新しい命が誕生することがどれだけ大変なのかを目の当たりにしたことで、人を思いやる心がより深くなったようだ。たとえば無事に誕生日を迎えられたことを心から喜んであげたり、相手に怒りを感じることがあっても伝え方を考慮するなど、周りの人に少しでも“優しくしたい”という思いが強くなったらしい。
同時に「私も産みたいなぁって思いました」と明かしながらも、「無理かもしれないけど」と綴る川村。ブログのコメント欄には“川村さんも素敵な女子だから、きっと結婚して、赤ちゃんにも会えると思います”、“エミコさんも諦めないでくださいね”と、彼女を応援するメッセージが届いている。
(TechinsightJapan編集部 みやび)