私立恵比寿中学がサークルKサンクスの『おにぎり100円セール』CMに出演している。CM本編では、昭和に大ヒットしたなつかしの「10回クイズ」にメンバーが挑戦して、弾けるような笑いで盛り上がり「おにぎり100円」をアピールする。実際の撮影現場では「10回クイズ」に大苦戦して撮影が長時間に及び、メンバーのテンションがおかしくなる場面もあった。さらに、メイキング映像ではメンバーに「おにぎり」についての様々な質問を投げかけたところ、思わず笑ってしまうような答えが返ってきた。

ももクロの妹分として売り出した、アイドルグループ・私立恵比寿中学（略称、エビ中）も、今年の2月にはあの『ミュージックステーション』に初登場。アニメキャラのような声が特徴の廣田あいかが注目されて、さらに2週後の2月20日にも『Mステ』に出演した。4月26日には千葉県幕張メッセで開催された『ニコニコ超会議2015』でステージを務めるほどの人気ぶりだ。

そんな彼女たちが2013年7月にサークルKサンクスのスペシャルサポーターに就任して以降、今回のテレビCMは早くも6作目となるが、シリーズ史上最もシュール且つコミカルと言える仕上がりだ。しかし、その裏では気が遠くなるような苦労もあった。

CMにはエビ中の真山りか、安本彩花、廣田あいか、星名美怜、松野莉奈、柏木ひなた、小林歌穂、中山莉子のメンバー全員が出演しているが、一番の見どころは真山りかが安本彩花に「おにぎり100円って10回言ってみ？」と「10回クイズ」を投げかけるところだ。元気いっぱいに「おにぎり100円、おにぎり100円、おにぎり100円…」と指折りながら10回連呼する安本。真山が「じゃあ、ここは？」と見せたヒジには“ピザ”と描いてある。安本はなんと答えるのだろうか？

周囲のメンバーもそんな2人を見ながら大笑い。最後は、全員がおにぎり姿でドヤ顔＆決めポーズして「おにぎり100円（税込）！　今だけ!!」を伝える。そんなCM本編だが、実は「10回クイズ」を出された安本は「おにぎり100円」を10回繰り返すのに大苦戦。「おにぎり100年」「おねぎり100年」「おにぎりぱくねん」などNGを連発して、計300回以上は「おにぎり100円」を連呼することとなった。それでも笑顔を絶やさず、ある時は壊れたかのようにハイテンションとなって10回以上連呼する場面もあり、ほかのメンバーたちも一緒に楽しんでいた。

CMの終盤ではガラリとテイストが変わり、エビ中メンバーがおにぎりの被り物で登場。ドヤ顔＆決めポーズを決めるシュールなシーンで終えるが、実はその時、右から2番目の中山莉子は、一人だけ難しいY字バランスを決めており、後でみんなから「一番ドヤっていた」といじられてしまう。そうやって、長時間にわたる撮影もみんなで楽しく過ごすことを心がけ、スタジオの雰囲気も明るくするのがエビ中の素晴らしいところだろう。

また、メイキング映像ではメンバーにCMの感想などをインタビューしており、その受け答えもおもしろい。「この100円セールは奇跡に近いです」「1000円あれば10個も買えちゃうじゃないですか」と感激する小林歌穂に、「100円のおにぎりお幾ら分食べる？」と質問したところ、「じゃあじゃあ2000円分で」と即答。みんなから「お～！」「20個も食べんの!?」「すごい！」「さすがぽーちゃんね」と驚かれた。

さらに、『タモリ倶楽部』にも出演するほどの鉄道マニアとして知られる廣田あいかは、「おにぎりはどんな時に食べたい？」と問われると、いつものカワイイ声で「私はやっぱりでもあの～移動のときとか片手で食べれるので電車のホームとかで食べたいなって思います」と答えるが、周囲の反応を敏感に察知。「えっ！　どうですか？　いいじゃないですか？」と焦ってしまう。メンバーから「鉄道好きとしてはね」「電車眺めながら食べるってことだよね？」と呆れたように指摘されて「お店に行くよりはホームにいたいのでおにぎり持っていけたらいいなって思います」と素直に認めていた。

ただ、彼女の主張は、片手で手軽に食べられるおにぎりの良さを表している。鉄道マニアに限らず、いろいろなシーンで活躍するおにぎりが“税込”で100円というのだから今回のサークルKサンクスの『おにぎり100円セール』を見逃す手はない。

そんな私立恵比寿中学による『おにぎり100円セール』CMは7月23日（木）より全国でオンエア中。CM本編とメイキング映像は特設サイトで視聴できる。（http://www.circleksunkus.jp/cs/sale/onigiri100en/index.html）
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）