アイドルグループ・私立恵比寿中学が音楽番組『ミュージックステーション』に初登場して反響を呼んでいる。とりわけ、タモリとのトークタイムで廣田あいかのアニメ声に共演者がざわついた場面が注目された。後列に座っていた中居正広の固まった顔がネットで評判となっている。

ももいろクローバーZの妹分として人気上昇中の私立恵比寿中学（略称、エビ中）が、2月6日の『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）に初出演を果たした。彼女たちの新曲『金八DANCE MUSIC』は「金曜八時は六本木のテレビに出たい」と『Mステ』出演をアピールした内容となっており、その願いが早くも叶った。

メンバーの廣田あいかは『タモリ倶楽部』に何度か出演しているので、タモリはアニメのキャラクターのような彼女の声を体験済みだ。しかし、タモリとのトークで彼女がしゃべり出すとひな壇の共演者がざわついた。ほとんどが、その声に驚いたり笑ったりしていたのだが、廣田あいかの真後ろに座っていたSMAPの中居正広は違った。

中居は彼女の後頭部を凝視する状態で固まってしまったのだ。ツイッターでは「変な声のアイドル（廣田あいか）が喋った時のSMAP中居くんの表情w」、「廣田あいか声確かにやべえw」とつぶやかれ、他にも「喋った瞬間の全国民の表情を中居が表現してくれた」、「お茶の間と中居くんをポカーンとさせた『私立恵比寿中学』の廣田あいか」と話題になっている。

この日のトリを務めたエビ中は『金八DANCE MUSIC ～MステSPヴァージョン～』を披露したが、トークのイメージが強すぎて廣田あいかが歌うとその瞬間だけ“ワールド”が変わるように感じたほどだ。

しかし、廣田あいかばかりに目が向いたわけではない。テレビでエビ中のパフォーマンスを見たAKB48の小嶋陽菜が楽曲に注目している。彼女は『小嶋陽菜（kojiharunyan）　ツイッター』で「調べたらやっぱりヒャダインさんか！」と『金八DANCE MUSIC』を作詞・作曲した前山田健一についてつぶやいており、「PONの時はゴシップ好きの印象しかないのに、天才すぎ！」と絶賛した。

ヒャダインこと前山田健一と言えば、ももいろクローバーの『行くぜっ！怪盗少女』をはじめ、ももいろクローバーZとなっての『Z伝説 ～終わりなき革命～』など多くの楽曲を手がけたことで知られる。エビ中にも初のインディーズシングル『えびぞりダイアモンド!!』をはじめ多くの楽曲で関わっており、型破りな新曲『金八DANCE MUSIC』も彼らしい作品と言えるだろう。

廣田あいかの話題に戻るが、エビ中の1stアルバム『中人』（ちゅうにん）の特典DVDに収録された“居残りダンス練習V～振りカラ映像～”で彼女が踊る動画がYouTubeの公式チャンネルで一部公開されている。1人で振り付けを踊る姿が新鮮だ。

※画像はYouTubeのサムネイル。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）