女装歴20年のマツコ・デラックスが、都内で行われたつけまつ毛のイベントに登壇した。片岡愛之助と熊切あさ美の破局騒動にマツコ節を炸裂。熊切に先輩女性(?)としてのアドバイスを送った。
6日、都内ホテルにて『第一回“TSUKEMAクイーン”表彰式』が開催され、女装家のマツコ・デラックスが初代「TSUKEMAクイーン」として表彰された。また6月6日を“つけまの日”として日本記念日協会より認定され登録証の授与式も併せて行われた。
つけまつ毛を目立たせるためにメイクは薄目に、ヘアスタイルもさらに女性らしい雰囲気のこの日のマツコだが「つけまつげを語らせたら長くなるわよ!」という口調は普段と変わらない。「プライベートもつけまつげをしているのか?」という質問が司会者から投げかけられると「プライベートはオッサンよ。仕事ではつけている。その辺の女よりは長時間つけているわよ」と声を大にした。司会者の女性の目元を覗き込んだマツコの口からは「つまんない目元」「年齢とともに濃くしていった方がいい」「40がらみの女の妖艶さを出した方がいい」と辛口があふれ出す。
続いて、内面の綺麗な女性についての話題になると「出た出た出た出た。内面から綺麗になるなんて早々なれないって。私、内面なんてないもん」「バカみたいな女性誌読んでいる二十歳そこそこの女が内面から綺麗になるなんて無理よ。合コンだけやっている若い女がどうやって内面から美しくなるの? 無理に決まっているじゃない」と吠えるマツコ。「つけまの日」として登録されたことから記念日についても話が及ぶと「内面に続いて記念日問題よー!」、「あなた記念日って何よ、結婚しているの?」と司会者に食いつく。しまいには司会者の男性のタイプに話が及び、30代の司会者もまさかの展開にタジタジ。終始マツコペースのイベントであった。
囲み取材では、マツコが好きなベテラン女性陣がマイクを向けると嬉しそうに「あなたたちがいたからすっごい興奮したのよ」と顔をほころばす。つけまつ毛も「ずるしてアイラインの上からつけている。所詮じじいだもん。テレビに耐えるようにしなきゃいけないから大変ですよ」「(つけまつ毛は)半年くらい使うわよ、結構節約家。意外と物持ちいいのよ~」と口調も滑らかだ。「好きな人はいないわ、しばらくね。出会いがないもんね」と次から次に投げかけられる質問に嫌な顔ひとつせず、答えたマツコはとても楽しそう。熊切あさ美についても聞かれると「幸せになれると思っているからショックなのよ。そんなに幸せにはなれない」「あれくらいの年代は女として一番きつい年代だもんね~。気持ちは分かるけどねー。諦めた方が楽よー」と同情とエールを送った。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)