年齢を重ねるごとに、かかとの角質層のガサガサはひどくなるもの。このほど米バージニア州で、50代の女が自分のそんなかかとを削ったカスをルームメイトの飲み物に混ぜ、逮捕・起訴された。
とんだ異物混入事件が起きたのは、バージニア州メカニクスビルのあるアパート。サラ・シュロックという56歳の女が自分のかかとのガサガサした角質層を削り、そのカスをルームメイトである女性の飲むミルクに混ぜたことから逮捕された。嫌がらせが目的であった可能性が高い。
長時間の外出から戻り、冷蔵庫内のガラスのポットに入ったミルクを飲んだことで、シュロックのかかとの角質層を口にしてしまったという被害者のジェシカ・ホイットニー・ハリーさんとアリソン・デプリーストさん。異変に気付いて慌ててミルクを吐き出し、こし器を利用して内容物を確認。見慣れない削りカスのような物質が発見されたとしている。
シュロックについてハリーさんは、「糖尿病のためにかかとのガサガサがひどく、彼女はそれを削っては自分の寝室のトレーに溜めている様子だった」などと話しているという。現在、シュロックの身柄は「セント・メアリーズ郡拘置所」にあるが、毒入りあるいは汚染された飲食物を他人に意図的に提供するのと何ら変わらない卑劣な行為である上、この事件の9日前から騒乱・暴行容疑で2度にわたり逮捕されていたことから、シュロックには懲役25年の実刑判決が下るとの見方が強まっている。
※ 画像はsundayworld.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)