いつも冷静沈着なTBSの井上貴博アナウンサーでも、この話題には言葉に詰まってしまった。太田光（爆笑問題）やヒロミといったお笑いのプロから「上重」と呼ばれてしまったのである。

TBSの井上貴博アナウンサーといえば、『みのもんたの朝ズバッ！』（後に『朝ズバッ！』）での冷静で歯切れの良い喋りが、高い評価を受けていた。今年春からは新番組『白熱ライブ ビビット』の進行アナウンサーとして、バラエティ色の強い情報番組でも持ち味を十分に発揮している。

同番組では「TBSのゴールデン番組に直撃取材」と題する“ゴールデンウィークの特別企画”が始まっている。5月1日の放送では『爆報！THE フライデー』のMCを務める爆笑問題（太田光・田中裕二）に、井上アナが話を聞いた様子がVTRで流された。

太田光はインタビューが始まると早速、「安住が“嫌い”だって言ってた」と井上アナを指差しながら口撃し始める。彼が苦笑していると、慌てて『爆報！THE フライデー』でアシスタントをしている吉田明世アナが、「そんなこと無いです」と否定。吉田アナも『白熱ライブ ビビット』で井上アナと一緒に、進行役も務めている。アナウンサーとしては彼の後輩になるが、太田とのやり取りは吉田アナの方が慣れているだろう。

この時、井上アナの反応を非常に面白がっていた太田はインタビュー終盤に、「上重、頼むよ」と裏番組で問題となっているアナウンサーの実名を、井上アナにわざと吹っ掛けてきた。これには彼も笑い出してしまい、田中裕二が「違う！」「ちゃんと電車で通っている人だよ！」と横から助け船を出してくれた。

VTRが終わると、今度はスタジオの出演者から井上アナへ“上重”ネタが繰り出された。金曜パーソナリティーのヒロミは「あれ、上重？」と問いかけるも、「違うところ色々ありますから。局も違いますし、年齢も違います」といつもの彼らしく落ち着いて答えていた。するとMCの国分太一（TOKIO）までもが、「電車で来ている方ですから」と楽しそうに話している。日本テレビの上重聡アナの問題は、もうお笑いのネタになってしまっているのだろうか。
（TechinsightJapan編集部　みやび）