11月下旬に出演したバラエティ番組で岡村隆史(ナインティナイン)の頭を叩いてばかりいたため、「感覚が昭和的。今のバラエティでは通用しない」などとネット上で非難されたヒロミ。この騒動を彼自身はどう思っていたのだろうか。
FacebookやTwitterなどのSNSによって、多くの情報が素早く簡単に得られるようになった昨今。先日もカップ焼きそば「ぺヤング」の商品に虫が混入していたとして、Twitterにその写真が投稿され瞬く間に拡散、大騒ぎになっている。
12月7日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、この「ぺヤング」騒動の話題からいかにTwitterの影響力が大きいかで議論が盛り上がった。
同番組にゲスト出演していた土田晃之が、SNSの発達で一般の人が色々意見を言えるようになったのは良いが、テレビ番組への苦情に対し、受け取る側があまりにも過剰に反応し過ぎていることに苦言を呈した。あらゆる意見に気を遣い、何事も穏便に済まそうとした結果、バラエティ番組などが面白くない内容になってしまっているというのだ。同番組レギュラー陣の東野幸治や松本人志(ダウンタウン)も同じ意見で、「見ている人だってつまらないと思うんですよ」と土田は言い、規制が緩かった80年代以前のお笑い番組を懐かしんだ。
すると、話を聞いていたヒロミが突然、先日放送された岡村隆史と共演した番組が批判されたことを話し始めた。「俺、こないだ岡村の頭叩いていたら“芸が古い”とか“叩き過ぎだ”って叩かれてさぁ」と苦笑いする。そして、「芸なんか、古いに決まっているだろ!」とさりげなく笑いに持っていったのだ。これにはスタジオ中が爆笑したものの、「そういう反論ですか? “古いに決まっているだろう”って」と口にした東野。自分の芸を否定された意見に、反論しなかったヒロミの対応が意外だったようだ。
そんな中、「新しい芸が必ずしも良いワケではない」「細かいことでイチイチ、やめようよ。もう面白くない!」と松本はうんざりしていた。彼自身も200万人近いフォロワーを抱えるTwitter利用者。山のように寄せられる生の声を日々、松本がどのような思いで受け止めているのかが垣間見えたのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)