小室哲哉が10周年記念のアリーナツアーをスタートしたAAA(トリプル・エー)に向けて、ツイッターで思い出をつぶやいている。小室はAAAに楽曲を提供した時を振り返り、彼らの礼儀正しさや真摯な姿勢に触れて「ブレイク間近は必至」と予感した。
男女7人組のパフォーマンスグループ・AAAが5月1日、2日に日本武道館公演を開催。10周年を記念した『AAA ARENA TOUR 2015 10th Anniversary -Attack All Around-』をスタートした。リーダーの浦田直也が5月2日に『浦田直也 AAA(un1982) ツイッター』で、武道館ライブに来ていた益若つばさが投稿した集合写真をRTして「つーちゃんありがとう」と感謝している。ツアー初日公演は他にも多くの芸能人が訪れたようだ。
彼らに楽曲を提供したこともある音楽プロデューサーの小室哲哉が、同日に『Tetsuya Komuro(Tetsuya_Komuro) ツイッター』でその浦田のツイートに触れ、「AAA、いつ見ても礼儀正しくひたむきに頑張る姿勢に感心して、桂子の入院中病院の個室を借りてガイドボーカルを小声でボイスメモに録った思い出が懐かしい」と当時のことを思い出した。
AAAが2012年2月22日にリリースした31枚目のシングル『SAILING』の表題曲は小室哲哉が作詞・作曲を担当した。妻のKEIKOが入院したために、彼はスタジオに行かず、病院で自身のiPhoneとMac Proを使って仮歌(ガイドボーカル)を録音したことを当時、ツイッターで明かしている。
同じavexレーベルでもあるAAAにはその頃から注目していたのだろう。小室哲哉は、10周年を迎えた彼らが真摯に活動してきたことを思い「ブレイク間近は必至」と予感している。
そんな彼の言葉に、読者から「今もこの曲を聴く度に、その時の小室さんのツイートやKEIKOちゃんのことが浮かびますよ」、「泣きました…みんな苦悩を乗り越えて羽ばたいていける希望になりました」など反響があった。
また、「小室さんがきっかけでAAAの大ファンになったので、小室さんがブレイク間近必至と言ってくださるのがほんとにほんとに嬉しいです」といった感想もあれば、「すみません、個人的にはもう大ブレイクしてます」とのコメントもあり、“ブレイク”の捉え方についてはそれぞれだ。
※画像は『twitter.com/un1982』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)