2014年でデビュー30周年を迎えたTM NETWORKは、メンバーそれぞれが50代後半。ボーカルの宇都宮隆が昨年大病を患ったこともあり、健康面に留意しなければならない年齢になったことは3人とも自覚している。そんな長い付き合いの中で小室哲哉が今年、木根尚登についてある発見をしたのだ。
1984年にデビューした日は、何も仕事が無かったというTM NETWORK。デビュー曲はチャート圏外で売り上げ枚数が確認できないほどであった。当時の音楽業界では“デビューして3年で売れなければ終わり”と言われていたが、TM NETWORKは全く鳴かず飛ばず。彼らの代表曲となる「Get Wild」が発売されたのは1987年、デビューから3年後のことである。
12月11日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、懐かしい映像を交えながらTM NETWORKの独占インタビューが放映された。
ファッションにあまり興味の無かった木根尚登。彼の髪型から洋服、そして靴下まで小室哲哉がこの30年間プロデュースしてきたという。だがその中で、ずっと気になっていた箇所が小室にはあった。それは木根のトレードマークでもある黒のサングラスなのだが、なかなかピッタリくるものが無かったらしい。それが今年30年目にしてやっと、しかも“木根に一番似合う大きさ”のサングラスが見つかったそうである。インタビュー当日も木根はちゃんと、小室が選んだサングラスをかけていた。
インタビューの最後に小室は、「日村によろしく」とメッセージを残した。お笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀は「Get Wild」が大好きで、同番組のMCを務める設楽統が「日村さんの登場曲は“Get Wild”になっているんです」と説明するほど。過去には番組の企画でTM NETWORKの新曲が待ち切れず、勝手に“Bed Mild”という「ベットインしても手を出さない」旨の歌まで披露している日村。その時も小室はツイッターで喜んでいたが、日村への優しさは変わらないままだったのだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)