エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】井森美幸のあの“ダンス映像”をホリプロが封印。放送NGにした意外な真相とは。

井森美幸がホリプロスカウトキャラバンのオーディションで踊ったダンスの映像が、当面テレビで見られそうにない。バラエティ番組『水曜のダウンタウン』で井森が所属するホリプロに確認したところ「弊社としては、あの映像を出していない状況」と回答があった。

井森美幸と言えば、バラドルの草分け的存在であり、今もバラエティ番組を中心に活躍する人気タレントだ。彼女は1984年に第9回ホリプロタレントスカウトキャラバンで12万人の中からグランプリを獲得。翌年にアイドル歌手としてデビューした時のキャッチフレーズは「井森美幸16歳、まだ誰のものでもありません」だった。

歌手としてよりもバラドルとして人気が出ると「井森美幸、未だに誰のものでもありません」とそれをネタにすることもある。そしてもう1つ、彼女の人気を押し上げたのがあの“ダンス映像”だろう。

当時16歳だった井森が、ホリプロスカウトキャラバンのオーディションでレオタードを着て踊るVTR映像を、テレビで見た方も多いのではないだろうか。数年前まではバラエティ番組に井森が出演すると、このVTRを映されて「もうやめてください」と恥ずかしがる姿がウケたものだ。

ところが2014年12月24日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)に井森美幸がゲスト出演した時だった。MCの中居正広が井森の踊りを真似しながらVTRが映っているつもりになっていたが、放送では「映像は事務所NGでした」と表示されて“ダンス映像”は見られなかったのだ。

そんなこともあり、「井森美幸のダンス映像はもう見られない?」という噂が広まった。2015年4月29日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では噂の真相を究明するため、番組スタッフがホリプロに電話して井森美幸の男性マネージャーとつながった。

マネージャーは「今は、弊社としてはあの映像を出していない状況」だと答えており、ホリプロとして井森美幸の“ダンス映像”を封印している形だ。やはりイメージダウンにつながることが理由かと思いきや、彼は「あのVTRはあまりに擦り過ぎてしまい、これ以上擦り過ぎると面白くなくなってしまうのではないか」と明かす。何度も映していると飽きられて笑いがとれなくなるので「少し寝かせよう、熟成させよう」というわけだ。

ホリプロとしては「あのVTRをすごく大事なコンテンツと考えており、みなさんには一度忘れていただければ幸いです」という。この日の『水曜のダウンタウン』でもそのVTRではなく、番組で制作したCGによる井森美幸の“ダンス映像”が放送された。

ホリプロのYouTube専用チャンネルでも、井森美幸の動画は4年前の“『ロサンゼルスキャラバン』PR”と“TBS金曜ドラマ『美男ですね』制作発表&メッセージ”ぐらいで、あの“ダンス映像”は公開されていない。

※画像はYouTubeのサムネイル。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)