今年の夏は、平年並みか少し高めの気温が予想されている。夏と言えば気を付けたいのが熱中症だ。12日、都内で一般財団法人日本気象協会が推進する「熱中症ゼロヘ」プロジェクト 2015年プレス発表会が行われ、1年中真夏のようにホットなルー大柴とおのののかがゲストで登場した。
「暑苦しくてすみません」と太陽を意識したという真っ赤なスーツ姿で登場したルー大柴。「(赤のスーツを着こなせるのは)Japanでは3人くらいしかいない」と初っ端からルーワールドが全開だ。そんなルーとは対照的におのののかは「今年初めての浴衣」と団扇を片手に涼しげに登場した。
温暖化・酷暑により近年熱中症は現代病になっており、昨年は40,048人が救急搬送されたという。学生時代の部活はバスケ、東京ドームでのビールの売り子として体力には自信があったおのも、昨年7月に熱中症にかかり「本当に死んじゃいそうだった」と大変な目にあったことを明かした。40度の高熱で夏なのに汗はかかず、寒くて仕方がなかったそうだ。
ルーも3年前に仕事で訪れたアフリカのジブチで、「世界で一番hotな国で室内でインタビュー中に立ちくらみがして、目がローリングしてきた」「一体これは何なんだ? これでfinishかなmy life」と思ったとルー語を交えて熱中症の怖さを語った。ルー語に感化されたおのも「bornして初めて。私もlifeが終了したと思った」、「お母さんがいたから看病してもらえた。一人暮らしなら本当にfinish」と言い、「不幸中のhappyだったね」とルー語でのやりとりが続く。
お酒は“ポテト焼酎”(芋焼酎)、やぶからスティック(棒)、仏の顔も3times(三度)、maybe、perhaps、probably(多分)、water分(水分)と出るわ出るわ、ルー語のオンパレードに集まった報道陣からも笑いが漏れる。おのにとどまらず、熱中症対策の説明に登壇した女医までも塩分をsalt分と発言させるほど、ルーワールドは60歳を過ぎてもvery hotであった。
室内にいても発症する熱中症。very importantなのは気付くこと。water分(水分)もtogetherして今年の夏は熱中症にかからないよう自ら予防できることは予防し、楽しい夏を過ごしたい。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)