まだ寒い日が続く米ユタ州のスパニッシュ・フォークで、母親が運転する1歳の女の子を乗せた乗用車が川に転落。車体の引き上げが14時間後と遅れたにもかかわらず、女児の命だけは奇跡的に助かったことが伝えられている。
米ユタ州のスパニッシュ・フォーク川で6日夜10時ごろ、女性と幼い娘を乗せた車が橋から水の中へと転落する事故が起きた。深夜の事故とあって気づかれたのは14時間も経過した7日の昼12時半のこと。残念ながら運転していた母親のリン・グロースベックさん(25)は死亡したが、1歳6か月のリリー・グロースベックちゃんは奇跡的に救助され、ソルトレイクシティの病院へと救急搬送されたことが大きく報じられている。
この画像は米メディア『nbcnews.com』が伝えているその記事のスクリーンショット。地元警察の発表によれば通報したのは地元の釣り人で、車体は逆さの状態で川面に浮いていたという。リリーちゃんはチャイルドシートにロックされ、零下の気温と凍てつく川の中で逆さまの体勢が長く続いたことから発見当時はぐったりとしていたが、現在の容体はかなり改善されている。リンさんはセーラムの実家を出発してスプリングビルの自宅に帰宅する途中であったという。
※ 画像はnbcnews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)