王子役がぴったりな俳優・城田優が映画『シンデレラ』日本版エンドソングをシンデレラ役の高畑充希と初披露した。衣装に声、全てがマッチする2人の歌声が映画のシーンさながらの大階段をバックに会場にいた全ての人を夢の世界へと誘った。
24日、東京・銀座にて映画『シンデレラ』日本版エンドソング初お披露目イベントが行われ、本作で王子とシンデレラの声優を務めた城田優と高畑充希が王子とシンデレラの衣装で登場した。大階段をゆっくりと城田にエスコートされて下りてきた高畑は「安定感抜群。頼りになります」と感想を述べると、隣にいた城田から「大きいからね」と笑顔で突っ込まれる。
今回、映画『シンデレラ』の日本版エンドソング「夢はひそかに(Duet version)」を歌うことについて、城田は「嬉しくてやったー!という気持ちとともに、オリジナルは1人なので“本当にすみません。お邪魔します”という感じだった」と明かす。しかし、「世界に唯一のデュエットなので、1人で歌っては聞こえないハーモニーを皆さんに聞いてもらえる。高畑さんの歌声も好きなので、一緒に歌えて光栄です」と自信に満ちた笑顔を見せた。
初めて歌った時のことを高畑は「ハモるところは目を見合わせて歌いたいと2人で希望を出したものの、いざカメラの前で目を見合わせて歌うのが想像以上に恥ずかしくちょっと照れた」と振り返った。一方の城田は「気持ちがスッと入り、実際本番で合わせるのは難しいのだけれど大変じゃなかった。意外といけたね!」と余裕の様子。「城田優ではなく王子になりきって歌った」と明かした。
そんな2人の生デュエットがピアノとビオラの生演奏で披露されると、そこは『シンデレラ』の世界そのものだ。会場に詰めかけた大勢のマスコミとファンは、高畑の透き通る歌声と城田の甘く胸に響く歌声に酔いしれた。いつまでも聴いていたい、そう思わせるデュエットであった。歌う前、城田は「緊張して手汗がすごい。ここで終わらせたい」と語っていたが、歌い終わった後は「生演奏で気持ち良く歌えた」と晴れやかな表情を見せた。
ディズニー・ラブストーリーの原点にして頂点、ついに実写化された『シンデレラ』のサウンドトラックには、エンドソング「夢はひそかに」「ビビディ・バビディ・ブー」の新アレンジと、この映画のために書き下ろされた新曲「ストロング」を収録。日本盤には高畑充希と城田優による日本版エンドソング「夢はひそかに(Duet Version)」を含む36トラック2枚組特別仕様で、4月22日発売。
ディズニー映画『シンデレラ』は4月25日(土) 全国ロードショー。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)